VBAでのfor文による繰り返し処理を紹介します。
概要
Excelマクロなど、VBAで繰り返し処理をする場合は、for文を利用します。
書式
For (ループ変数)=(初期値) to (終了値)
...(処理)
Next
ループ変数の増分を指定する場合は、以下の書式を用います。
For (ループ変数)=(初期値) to (終了値) step (増分)
...(処理)
Next{
プログラム例
コード
フォームコントロールのボタンを配置し下記のコードを記述します。
Sub Button1_Click()
For i = 1 To 10
Cells(i, 2).Value = "しろくま"
Next
End Sub
解説
Forループによりiの値が1から10まで10回ループ内を繰り返し実行します。ループ内ではCells関数をを呼び出し、i行目の2列目に「しろくま」の文字列が設定されます。ループが1から10まで繰り返されるため、1行目の2列目(B1セル)から10行目の2列目(B10セル)までのセルの値に「しろくま」の文字列が設定されます。
実行結果
Excelシートで配置したボタンをクリックします。B1セルからB10セルまで「しろくま」の文字列が設定されます。
著者
iPentecのプログラマー、最近はAIの積極的な活用にも取り組み中。
とっても恥ずかしがり。
最終更新日: 2023-12-11
作成日: 2018-08-31