Unityでシーンを切り替えるコードを紹介します。

概要

Unityでシーンを切り替える場合は、SceneManager.LoadScene() メソッドを利用します。

プログラム例

事前準備

こちらの記事を参照して、UIボタンを配置してボタンのクリックイベントを実装します。

シーンの追加

こちらの記事を参照して、2つ目のシーンを追加します。

コードの変更

Unityを起動し、こちらの記事で作成したプロジェクトを開きます。
ウィンドウ下部の[プロジェクト]ウィンドウの[Assets]ノードをクリックして選択します。アセットの一覧が[プロジェクト]ウィンドウに表示されます。ボタンのクリックイベントを実装したスクリプトのファイルをダブルクリックします。


スクリプトのファイルをダブルクリックするとVisual Studioが起動します。Visual Studioのコードエディタで下記のコードを記述します。(ButtonClick メソッドはボタンのクリックイベントに設定されているものとします。)

using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;
using UnityEditor;
using UnityEngine.SceneManagement;

public class ClickScript : MonoBehaviour
{
  private AudioSource button_AudioSource;

  // Use this for initialization
  void Start()
  {
    button_AudioSource = GetComponent<AudioSource>();
  }

  // Update is called once per frame
  void Update()
  {

  }

  public void ButtonClick()
  {
    SceneManager.LoadScene("SampleScene2");
  }
}

解説

下記の SceneManager.LoadScene() メソッドによりシーンを切り替えます。切り替えるシーンの名称を引数に与えます。

SceneManager.LoadScene("SampleScene2");

プロジェクトへのシーンの追加

[ファイル]メニューの[ビルド設定...]の項目をクリックします。


[Build Settings]ダイアログが表示されます。


Unityのメインウィンドウの下部の[プロジェクト]ウィンドウのシーンのアイコンを[ビルドに含まれるシーン]にドラッグ&ドロップします。


[ビルドに含まれるシーン]にシーンが追加されます。

実行結果

プロジェクトを実行します。下図の画面が表示されます。[button]をクリックします。


シーンが切り替わることが確認できます。


SceneManagerを利用してシーンを切り替えることができました。