cvs2svnを用いてCVSのリポジトリをSubversionのリポジトリに変換する

cvsのリポジトリを cvs2svnを使って変換します。

まず、cvs2svnをダウンロードしてきて展開します。また、pythonが必要になりますので、active pythonなどをダウンロードしてきてインストールします。次に、cvs.exe と sort.exeを展開したディレクトリにコピーします。cvs.exeは運用しているcvsのcvs.exe をコピーしてきます。(この場合は "c:\program files\CVSNT\bin"からコピー)  また、sort.exe は GNU Library for Windows をダウンロードすると中に入っていますので、それをコピーします。
また、変換する前に、CVSのリポジトリのアクセス権を一時的に everyone フルコントロールにしておきましょう。これをしないと、変換中にパーミッションエラーが出ることがあります。
コマンドプロンプトを表示し、下記のコマンドを入力します。
python cvs2svn --use-cvs --encoding=shift-jis -s e:\svnrep\svnroot e:cvsrep\cvsroot
 リポジトリの大きさによって、コンバートの時間は変わりますが、それなりに使い込んだリポジトリの場合では変換に結構時間がかかります。
最後に変換できたら、正しくチェックアウトができるか確認します。

著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2014-10-05
作成日: 2007-02-01
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