Fooocus のインストール手順を紹介します。

概要

SDXLを利用するWebUIとして、Fooocus がリリースされました。 従来のUIでは、Stable Diffusion WebUI Automatic 1111やComfyUIがありますが、 Fooocus は機能はシンプルですが、プロンプトの理解度が高いとされています。また、イメージプロンプトの機能も標準で利用できます。
この記事では、Fooocus のインストール手順を紹介します。

Fooocus のダウンロード

FooocusのGitHubのページ(https://github.com/lllyasviel/Fooocus)にアクセスします。下図のページが表示されます。


ページを下にスクロールします。[Installing Fooocus]のリンクがありますので、クリックします。


Downloadセクションに移動します。[>>> Click here to download <<<]のリンクをクリックします。


FoocusのZIPファイルをダウンロードできます。


ZIPファイルがダウンロードできました。

Fooocusの配置・初回起動

ダウンロードしたZIPファイルを任意のファイルパスに配置します。今回の例では D:Storage\Image-Gen\Fooocus に配置しています。 配置後ZIPファイルを展開します。下図のファイルが展開されます。
ファイルのrun.batをダブルクリックして実行します。


コマンドプロンプトのウィンドウが表示されます。初回はデフォルトのCheckpointモデルファイルのダウンロードが実行されます。


モデルのダウンロードが完了すると下図の画面表示になり、Fooocusが起動します。


Webブラウザが起動し、下図のページが表示されます。


ウィンドウ下部のテキストボックスにプロンプトを入力します。今回は"tower"を入力します。入力後[Generate]ボタンをクリックします。


処理が始まり、画像が生成されます。


2枚の画像が生成されました。


アニメ系の画像生成をする場合は、run-anime.bat を実行します。


Webブラウザが起動し、下図のページが表示されます。


下部のテキストボックスに次のプロンプトを入力します。入力後[Generate]ボタンをクリックします。


下図の画像が生成されます。run-anime.batを実行した場合は、BluePnecil v5 が利用されますが、生成結果はややリアルです。 これは、RefinerがDreamshaperを利用しているためと考えられます。


Fooocusをインストールし、実行して画像生成ができました。

次の手順

• FooocusでCheckpointモデルを切り替える