SQL ServerでWindows認証モードでインストールした後で混合認証モードに切り替えると sa でログインできない - SQL Server

SQL Serverで「Windows 認証モード」でインストールした後で、「SQL Server 認証モードと Windows 認証モード」(混合認証モード)に切り替えるとsaアカウントでログインできない現象について紹介します。

現象

「Windows 認証モード」でインストールしたSQL Serverのサーバーのプロパティで、「SQL Server 認証モードと Windows 認証モード」に切り替え、saアカウントのパスワードを設定してもsaアカウントでログインできないことがあります。

原因

saアカウントのログインが無効になっているため、saアカウントのログインを有効にします。

設定方法

Microsoft SQL Server Management Studioを起動します。(Windows認証で)SQL Serverに接続し、左側のツリービューでサーバーの[セキュリティ]ノードの[ログイン]ノード内の[sa]を選択します。


右クリックしポップアップメニューを表示します。メニューの[プロパティ]を選択します。


[ログインのプロパティ]ダイアログが表示されます。saのパスワードを設定していない場合は、この画面のパスワード欄でsaアカウントのパスワードを設定できます。

左側のページの選択で[状態]を選択します。下図の画面が表示されます。[設定]セクションの[ログイン]の"無効"のラジオボタンがチェックされています。


[設定]セクションの[ログイン]のラジオボタンのチェックを"有効"に変更します。変更後右下の[OK]ボタンをクリックし[ログインのプロパティ]ダイアログを閉じます。


saアカウントでログインできることを確認します。

著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2023-12-27
作成日: 2015-06-21
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