Stable Diffusion 2.1のアニメ / イラスト系 モデルの違いによる出力イメージの比較の紹介です。

概要

同じプロンプトでモデルを変更してどのような画像が生成されるかを比較します。
シンプルなプロンプトで基本的な絵柄や描線の表現を確認するため、今回の比較では、以下のプロンプトを利用します。

Replicant v3

シャツの色は水色で安定します。SD1.5系のモデルでは、シャツの丈が短いものがほとんどですが、このモデルでは、シャツの丈が長いのが特徴です。 パンツの形状は体のラインにフィットする形状でレギンス形状の出力が多いです。
髪の毛の色は振れ幅が大きく、金髪から茶髪までまんべんなく出力されます。髪の毛と衣類の光沢表現はありますが、控えめです。
輪郭線はかなり目立たない表現です。

出力画像が淡いですがこちらは、Replicant 1.0 VAEを利用しているためです。

Waifu Diffusion v1.5 beta3 Illustion

シャツの色は水色から濃い青まで幅広く出力されます。パンツの形状は体のラインにフィットする形状の出力が多いですが、形状は短パン形式のものも出力されます。

hakoMayD v1.0

シャツの色は緑みのある水色で安定します。シャツの丈は長い出力になります。パンツの形状は体のラインにフィットするレギンスの形状になります。 髪の毛は振れ幅が大きく、金髪、茶髪、黒髪の出力があります。髪の毛や衣類の光沢感は控えめです。輪郭線はある程度目立ちます。

Muacca Mix v1.5

シャツの色は水色で安定します。シャツの形状は他のモデルと比較すると丈が短めです。パンツの形状は体のラインにフィットする短パンの形状が多めです。
背景を含めて青みのある画像が出力されます。
輪郭線は比較的濃い色で描画されます。

reremix v1

シャツの色は緑みのある青から白まで振れ幅が大きいです。シャツの丈は長い形状になります。 パンツの形状は体のラインにフィットするレギンスの形状になります。
髪の毛は茶髪または金髪が出力されます。稀に青髪も出力されます。