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MariaDB の初期設定をする (mysql_secure_installation コマンドによる初期設定)

mysql_secure_installation コマンドを利用した、MariaDB の初期設定について紹介します。

設定手順

root で下記のコマンドを実行します。
mysql_secure_installation



下図の画面が表示されます。最初にデータベースのrootユーザーのパスワードを入力します。何も入力せずに[enter]キーを押すとパスワードなしになります。


rootのパスワードを設定するかの確認があります。


今回は"Y"を入力して、rootのパスワードを設定します。[New password:]プロンプトが表示されますので、新しいrootのパスワードを設定します。


[Re-enter new password:] プロンプトが表示されるので、設定するパスワードをもう一度入力します。


続いて、匿名ユーザー(anonymous users)を削除するかの確認があります。今回は、匿名ユーザーは利用しないため"Y"を入力します。


rootがリモートでログインできるかの設定確認があります。"Y"でリモートからのログインを無効にできます。今回は"n"を入力します。


テスト用のデータベースの削除確認があります。"Y"を入力して、テスト用のデータベースを削除します。


アクセス権のデータベースのリロードをするかの確認があります。今回は"y"を入力します。


以上で設定は完了です。設定が完了すると、下図の画面が表示されます。"Thanks for using MariaDB!" のメッセージが表示されます。


著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2016-09-28
作成日: 2016-09-08
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