Pythonの仮想環境を切り替える

Pythonの仮想環境を切り替える手順を紹介します。

概要

こちらの記事ではPythonの仮想環境を作成する手順を紹介しました。 この記事では、作成した仮想環境に切り替える手順を紹介します。
Python仮想環境を切り替える場合には、コマンドプロンプトで仮想環境ディレクトリ内の activate.bat を実行します。
ヒント
PowerShellのプロンプトでは仮想環境の名称がプロンプトに表示されないため、 コマンドプロンプトを利用するか、PowerShellでcmdコマンドを実行した後に、作業すると良いです。

書式

仮想環境に切り替える

activate.bat

仮想環境から抜ける

deactivate.bat

手順

Pythonの仮想環境のトップディレクトリです。Scriptsディレクトリが作成されています。カレントディレクトリをScriptsディレクトリに変更します。
Pythonの仮想環境を切り替える:画像1

ファイルの一覧を表示すると、activate.batdeactivate.bat ファイルがあることがわかります。
Pythonの仮想環境を切り替える:画像2

Scriptsディレクトリがカレントディレクトリの状態で次のコマンドを実行します。
activate.bat
Pythonの仮想環境を切り替える:画像3

コマンドを実行すると、画面がクリアされます。コマンドプロンプトの先頭に (venv) の文字列が表示されています。
Pythonの仮想環境を切り替える:画像4

仮想環境から抜ける場合は、Scriptsディレクトリがカレントディレクトリの状態で次のコマンドを実行します。
deactivate.bat
Pythonの仮想環境を切り替える:画像5

コマンドプロンプトの先頭の (venv) の文字列表示がなくなり、仮想環境から抜けたことが確認できます。
Pythonの仮想環境を切り替える:画像6

Pythonの仮想環境の切り替え手順を紹介しました。
AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
作成日: 2023-05-13

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