Pythonで数値を文字列に変換するコードを紹介します。

概要

Pythonで文字列を数値に変換するには str() 関数を利用します。

書式

str関数に与えた引数の数値を文字列に変換します。変換された文字列がstr関数の返り値となります。

プログラム例(コード)

numlist = [100000,10000,1000,100,10]

numlist = [100000,10000,1000,100,10]

for num in numlist:
    print("value: " + str(num))

解説

数値のリストを作成します。

numlist = [100000,10000,1000,100,10]

forループで数値のリストから要素を一つずつ取り出し、画面に出力します。画面に出力する際にstr関数を利用して数値を文字列に変換して画面に出力しています。

for num in numlist:
    print("value: " + str(num))

実行結果

プログラムを実行します。リストに設定された値が画面に出力されていることが確認できます。


なお、str関数を用いずに下記のコードで実行した場合、文字列と数値の加算となり、can only concatenate str (not "int") to strエラーが発生します。

for num in numlist:
    print("value: " + num)

補足

print関数は数値のみを与えた場合は、数値をそのまま出力できるため、下記のどちらのコードでもエラーが発生せず正しく動作してしまします。

for num in numlist:
    print(str(num))

for num in numlist:
    print(num)