Python 制御フロー

If文を利用した条件判定処理 (If文の書式) - Python

Python の条件判定処理を紹介します。

概要

条件判定をするには if 文を利用します。

書式

条件式が真の場合のみに処理がある場合は下記の書式を利用します。
if (条件式):
    (条件が真のときに実行する処理)

条件式が偽の場合にも処理がある場合は下記の書式を利用します。
if (条件式):
    条件が真のときに実行する処理)
else:
    条件が偽のときに実行する処理)

条件式が複数ある場合の書式です。
if (条件式1):
    (条件式1が真のときに実行する処理)
elif (条件式2):
    (条件式2が真のときに実行する処理)
elif (条件式3):
    (条件式3が真のときに実行する処理)

...

else:
    (条件式がいずれも偽のときに実行する処理)

記述例

if value < 200:
  print('valueは200より小さいです。')
else:
  print('valueは200以上です。')
if text == 'OK':
  print('OKを受け取りました。')
  print('プログラムは終了します。')

プログラム例

コード

下記のコードを記述します。
print('数値を入力してください')
value = int(input())
if value <= 20:
    print('入力した数値は20以下です。')
else:
    print('入力した数値は20より大きいです。')

解説

input() 文で入力を受け取ります。受け取った入力はint関数で数値に変換します。数値への変換はこちらの記事を参照して下さい。
入力した数値が20以下であれば、20以下のメッセージを表示します。それ以外の場合は、20より大きいメッセージを画面に表示します。

実行結果

上記のプログラムを実行します。下図の画面が表示されます。数値を入力し[Enter]キーを押します。


入力した数値が20以下の場合は、下図の20以下の旨のメッセージが表示されます。


入力した数値が20より大きい場合は、下図の入力した数値が20より大きい旨のメッセージが表示されます。


著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
掲載日: 2019-06-18
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