MySQL Workbench を使ってリモートでMySQLサーバーにアクセスする - MySQL

MySQL Workbench を使ってリモートでMySQLサーバーにアクセスする手順を紹介します。

SQL発行用の接続作成

MySQL Workbenchを起動します。左側の[SQL Development]の下の[New Connection]リンクをクリックします。


[Setup New Connection]ダイアログが表示されますので、接続名や接続先ホスト、ポート番号を入力します。


MySQLのユーザー名も入力します。パスワードは[Save in Vault...]ボタンを押して表示されるダイアログボックスに入力することで保存できます。設定ができたら右下の[OK]ボタンをクリックします。


接続先が[Open Connection to Start Querying]のリスト欄に追加されます。


リスト欄の接続先をクリックするとMySQLサーバーに接続します。接続されると下図の画面に切り替わります。


管理接続の作成

補足
完全な管理をするためにはサーバー側にSSHまたはWMIを有効化(Windowsの場合)させる必要があります。管理は基本はローカルでします。今回紹介するのは接続の作成方法のみです。

右側のServer Administration欄の下にある[New Server Instance]リンクをクリックします。


[Create New Server Instance Profile]ダイアログが表示されます。まず、接続先を入力します。今回は[Remote Host]をチェックし、接続先ホストのIPアドレスを入力しました。


続いてデータベースへの接続設定をします。接続先ホスト名、ユーザー名、パスワード、接続ポート番号を入力します。


接続ができるかの確認がなされます。


続いて、リモート管理の方式を選択します。今回はリモート管理は導入しない(サーバー側でSSHもWMIも有効化していない)ので、一番上の[Do not use remote management]をチェックします。


インスタンスのプロフィール名を入力します。任意のわかりやすい名前を入力します。


接続が作成できると、Server Administration枠の[Server Administration]リストに接続先が追加されます。


[Server Administration]リストに表示されている接続先をクリックすると下図の画面が表示されます。管理機能が有効になっていないため、SYSTEMのゲージ(CPU負荷)やServerHealth欄のゲージは表示されますが、画面の下部の管理画面は無効の旨のメッセージが表示されています。([Accounts],[Connections],[Variables],[DataDump]のタブは使えます。)


著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
掲載日: 2011-01-27
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