文字列の末尾から指定した文字数を抜き出す - RIGHT関数を利用した部分文字列の抽出 - Excel
Excelで文字列の末尾から指定した文字数を抜き出す処理について紹介します。
概要
Excelで文字列の末尾から指定した文字列を抽出するには、RIGHT関数を利用します。
書式
RIGHT((文字列 または セル),(抜き出す文字数))
文字列の右、すなわち末尾から指定した文字数分、文字列を抽出します。
RIGHT((文字列 または セル))
抜き出す文字数を指定しない場合は、末尾の1文字が取り出されます。
例
下図の表を準備します。
セルの内容は下記のとおりです。
Penguin |
ほっきょくぐま |
しろあひる |
Camel |
Whale |
みんくくじら |
C2セルに下記の数式を記述します。
=RIGHT(B2,3)
RIGHT関数を利用し、B2セルの文字列の末尾から3文字を抜き出します。抜き出した文字列はC2セルに表示されます。
数式の入力を確定します。B2セルの値"Penguin"の末尾3文字が取り出されるため、C2セルには"uin" の文字列が表示されます。
C2セルの内容をコピーし、C列の他のセルにペーストします。左のセルの文字列の末尾3文字がC列のセルに表示されます。
RIGHT関数を利用して、指定した文字列の末尾から指定した文字数の文字列を取り出せました。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。