指定した位置から指定した文字数の文字列を取り出す MID関数を利用した部分文字列の抽出 - Excel

Excelでセルの文字列や指定した文字列の部分文字列を取得したい場合があります。この記事では部分文字列の取得方法を紹介します。

概要

部分文字列を取り出す場合は数式のMID関数を用います。MID関数を利用すると指定した位置から指定した文字数の部分文字列を取得できます。 なお、先頭から指定した文字数を取得する場合はLEFT関数を、 末尾から指定した文字数を取得する場合はRIGHT関数を利用するとより、シンプルに記述できます。

書式

MID([入力文字列 または セル], [開始インデックス], [抽出文字数])

例1:文字列を引数に与える

B2セルに次の数式を入力します。
=MID("テストの文字列",5,2)


"テストの文字列"の5文字目から2文字を取り出す処理になるため、結果は"文字"になります。
セルには関数の結果が表示されます。

例2:セルを引数に与える

B2セルに"Penguinは空を飛べない"と入力します。


C2セルに以下の数式を入力します。
=MID(B2,9,2)


B2セルの文字列の9文字目から2文字を取り出す処理になるため、C2セルには"空を"が表示されます。


B2セルの内容を変更するとC2セルの結果も変わります。下図はB2のセルを"くじらは陸を歩いたりはしない"に変更した例です。

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  • 指定した位置から指定した文字数の文字列を取得する MID関数を利用した部分文字列の抽出
著者
iPentecの企画・分析担当。口が悪いのでなるべく寡黙でありたいと思っている。が、ついついしゃべってしまい、毎回墓穴を掘っている。
最終更新日: 2024-01-24
作成日: 2014-02-13
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