複数の連続するセルの内容を結合する - CONCAT関数の利用
CONCAT関数を利用して複数の連続するセルの内容を連結して結合する方法を紹介します。
概要
Excelでは、複数のセルの内容を結合する場合は、一般的には
&
演算子、または、
CONCATENATE()
関数を利用します。
(&演算子、CONCATENATE() 関数の利用については
こちらの記事を参照してください。)
下図は、&演算子を用いて4つのセルの内容を連結する数式です。
数式を確定するとセルの内容が結合された文字列が数式を入力したセルに表示されます。
セルの個数が少ない場合は、この方法でも問題ありませんが、セルの数が増えてくると、数式を記述するのが大変になります。
新しいExcelでは、複数のセルの内容を結合する場合は、数式中でCONCAT()関数を利用できます。
CONCAT()関数を利用すると結合するセルを範囲で指定できます。
書式
または、
CONCAT(結合するセル、またはセルの範囲1, 結合するセル、またはセルの範囲2, ... 結合するセル、またはセルの範囲n)
記述例
=CONCAT(C5:C12)
=CONCAT(C3:F3,"//", K3)
例
下図の表を作成します。
D3セルに下記の数式を入力します。
数式を確定すると、B3セルからB6セルの内容を連結した文字列 "おいしいぺんぎんクッキー250円" が数式を入力したD3セルに表示されます。
また、CONCAT関数には、複数のセルを渡すこともできます。
下記の数式も動作します。
複数の範囲を与える、下記の数式も動作します。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。