Excelでうるう年かを判定する手順を紹介します。
概要
年を与えた際にその年がうるう年かそうでないかを判定したい場合があります。
この記事では、Excelで年の日付から、うるう年かそうでないかを判定する手順を紹介します。
うるう年の判定
うるう年は次の条件で判定できます。
- 西暦年が4で割り切れる年は閏年
- ただし、西暦年が100で割り切れる年は平年(うるう年ではない)
- ただし、西暦年を400で割りきれる年は閏年
def is_leap_year(year):
if (year % 4 == 0 and year % 100 != 0) or (year % 400 == 0):
return True
else:
return False
上記をExcelのIF関数で記述すると以下のコードになります。
IF(OR(MOD([入力年],400)=0,AND(MOD([入力年],4)=0,MOD([入力年],100)<>0)),[Trueの場合の値],[Falseの場合の値])
手順
下図の表を作成します。B列に判定したい年を入力します。
C3セルに次の数式を入力します。400で割り切れればうるう年、4で割り切れて100で割り切れなければうるう年の判定ロジックの数式です。
うるう年の場合はセルに「うるう年」を表示します。
=IF(OR(MOD(B3,400)=0,AND(MOD(B3,4)=0,MOD(B3,100)<>0)),"うるう年", "")
数式を確定します。B3セルの値 "2020"は4で割り切れますので、うるう年なので、C3セルに"うるう年"が表示されます。~
C3セルをコピーし、C4からC13セルにペーストします。B列の値がうるう年の場合C列に「うるう年」が表示されます。
与えた年がうるう年か、そうでないかを判定できました。
著者
iPentecの企画・分析担当。口が悪いのでなるべく寡黙でありたいと思っている。が、ついついしゃべってしまい、毎回墓穴を掘っている。
最終更新日: 2024-07-03
作成日: 2024-04-10