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小数点以下を切り捨てた数値を表示する (Trunc利用) - Excel

Excelで小数点以下を切り捨てた数値を表示する方法を紹介します。

概要

Excelに小数点以下を切り捨てて数値を表示したい場合があります。 [セルの書式設定]で[数値]を選択し[小数点以下の桁数]を0にすると、四捨五入の値が表示されますが値は小数が含まれたままになります。
値も小数を切り捨てた数値にしたい場合はTrunc()関数を利用します。

書式

=TRUNC(小数などの値)

記述例

下記の記述でTRUNC関数を利用すると小数点を切り捨てた2が値として表示されます。
=TRUNC(2.16)

D4セルは書式設定で小数点以下を表示しない設定です。D5セルは=TRUNC(2.16)を入力しています。また、E4セルはD4セルの値を2倍した値を表示します。E5セルは、D5セルの値を2倍にした値を表示します。
TRUNC関数を使用したD5セルは値も小数点以下が切り捨てられていますのでD5セルの値を2倍したE5セルはD5セルの値の2倍の値が表示されます。一方、書式設定で小数点以下を非表示にしたD4セルは、実際の値は小数点以下の値が含まれたままのため、D4セルを2倍したE4セルの値は、2.16の2倍の値である、4.32が表示されます。

著者
iPentecの企画・分析担当。口が悪いのでなるべく寡黙でありたいと思っている。が、ついついしゃべってしまい、毎回墓穴を掘っている。
最終更新日: 2024-01-20
作成日: 2010-08-19
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