他のユーザーがー作成した共有フォルダへ書き込みをする際の認証ダイアログを非表示にする - Mac

Mac OS Xで共有フォルダに書き込みをすると認証ダイアログが表示されることがあります。この記事では認証ダイアログを非表示にする手順を紹介します。

原因

共有フォルダ内に他のユーザーが作成したフォルダがある場合、そのフォルダには書き込み権限がないことが挙げられます。

現象の確認

共有フォルダにファイルをコピーします。(デスクトップのテキストファイルをコピーします。)

コピーすると、下図の認証が必要な旨のダイアログが表示されます。[認証]ボタンをクリックします。

認証ダイアログが表示されますので、管理者権限のあるユーザー名とパスワードを入力します。入力後[OK]ボタンをクリックします。

認証後ファイルコピーが実行されます。

認証ダイアログを表示しない手順

認証ダイアログを表示されないようにするには、そのフォルダに対して、自分の書き込み権限をつけます。

フォルダをクリックし選択します。右クリック、[Control}+クリック、または2本指タップをします。下図のポップアップメニューが表示されますので、[情報を見る]メニューを選択します。

フォルダの情報ウィンドウが表示されます。

情報ウィンドウ下部の[共有とアクセス権]をクリックします。パネルが展開されて下図の状態になります。この状態では、また権限の変更はできません。右下の南京錠のアイコンをクリックします。

認証ダイアログボックスが表示されます。コンピューターの管理者のユーザー名とパスワードを入力します。入力後[OK]ボタンをクリックします。

認証が通ると、共有とアクセス権のエリアが編集可能になります。

今回は、書き込みのアクセス権を付与するため、"wheel"と"everyone"に書き込み権限を付与します。[共有とアクセス権]のエリアのユーザー一覧リストから"wheel"の右側のアクセス権の欄をクリックします。下図のポップアップメニューが表示されますので、メニューの[読み/書き]をクリックして選択します。