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Passengerをインストールし httpd.conf編集後に起動できない

Passengerをインストロールした後 httpd.confを編集すると以下のエラーメッセージが Error_logに記録されてApacheが起動できないことがあります。
"Passenger could not be initialized because of this error: Unable to start the Phusion Passenger watchdog (/usr/local/lib/ruby/gems/1.8/gems/passenger-3.0.1/agents/PassengerWatchdog): Permission denied (13)"
SELinuxの設定を変更することでこのエラーを回避できる場合があります。
試してみる場合は、
setenforce 0
コマンドを実行したのち、httpdを再起動してみます。httpd起動の起動ができれば起動できなかった原因はSELinuxの設定にあります。

上記のコマンド実行する方法は一時的な方法ですので再起動すると元に戻ってしまいます。SELinuxの設定を変更する方法はこちらの記事で紹介しています。

もしくは、タイプラベルを付加することで回避できる場合もあります、タイプラベルは
chcon system_u:object_r:httpd_sys_content_t (パーミッションエラーのディレクトリ) -R
コマンドで付加できます。

chcon system_u:object_r:httpd_sys_content_t /usr/local/lib/ruby/gems/1.8/gems/passenger-3.0.1/agents/PassengerWatchdog -R
著者
かつて日本を代表したスーパーエンジニア (自称)
ハードウェア、電気設備、ガーデニング関係の記事を担当。
最終更新日: 2024-01-06
作成日: 2010-12-17
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