目次

SELinuxを有効にすると再起動時に長い時間がかかる

SELinuxを有効にし、再起動すると機動に長い時間がかかることがあります。

原因

SELinuxを有効にすると、再起動時にファイルシステムがラベル付けされます。全ファイルに SELinux コンテキストがラベル付けされます。ディスクの全ファイルをスキャンするため非常に長い時間がかかります。

下記のメッセージが表示されディスクのスキャンで長い時間がかかります。
*** Warning -- SELinux targeted policy relabel is required. 
*** Relabeling could take a very long time, depending on file
*** system size and speed of hard drives. 

ラベルづけされるのはSELinuxを有効にした直後の再起動のみです。次回の再起動からはこの処理は実行されません。

対策

ディスクのファイル数を減らしておくと処理の時間を短くできます。
著者
かつて日本を代表したスーパーエンジニア (自称)
ハードウェア、電気設備、ガーデニング関係の記事を担当。
最終更新日: 2024-01-06
作成日: 2014-05-11
iPentec all rights reserverd.