TP-Link Wi-Fi USB無線LANアダプタ TL-WN725N のレビュー

TP-Link Wi-Fi USB無線LANアダプタ TL-WN725N のレビューです。

入手のきっかけ

intelのNUC(NUC10i5FNK)を利用していますが、本体のWi-FiやLANポートが新しすぎるため、 シンクライアントOS (ThinclST, monoPackなど) では、LANアダプタもWi-FiアダプタもOSから全く認識できませんでした。
対処法として、BuffaloのUSB有線LANアダプタ LUA4-U3-AGTEを 使用していましたが、有線LANの場合、LANケーブルとの接続や、LANのハブなども用意する必要があり、機器が増え、配線が複雑になったりコンセントを使う数が 増えてしまいます。配線や機器の数を減らすためにも、無線化したくなりました。
シンクライアント側はOSやシステム設定を全く変更できないため、接続しただけで認識できるUSBのWi-Fiアダプタを探すことにしました。
検討の結果、「I-O DATA Wi-Fi USB 無線LAN WN-G300UA」と「TP-Link TL-WN725N」の2つを試してみることにしました。

購入

Amazonで購入できます。

スペック

ワイヤレス規格IEEE 802.11b, IEEE 802.11g, IEEE 802.11n
周波数帯2.4GHz帯
チップRealTek RTL8188EU
USBポートUSB 2.0

パッケージ

パッケージは下図です。浅葱色に近い色のパッケージです。


箱を開けると中に説明書やCDなどが梱包されています。


内容物一式です。本体、CD、説明書、Quick Installation Guide、お問い合わせ窓口の冊子が梱包されています。

外観

本体の外観は下図です。コンパクトな無線LANアダプタです。


裏側にはシールが貼られています。こちらははがしてから利用します。


NUC (NUC10i5FNK) に取り付けた状態です。コンパクトです。ワイヤレスマウスやBluetoothのレシーバーと見間違えてしまうようなサイズです。

使用感

シンクライアントOSでも認識できました。接続するだけでWi-Fiアダプタとして利用できます。

補足

TP-LinkのUSB無線LANアダプタの新しいモデルとして「Archer T2U Nano」が出ています。こちらのモデルはチップに Realtek RTL8821AU が使われています。
RTL8188EUと比べると、新しいモデルのチップですので、認識しない可能性も十分考えられます。

今回、無事認識できましたが、どうしてもうまくいかない場合は、Wi-Fi中継器を利用する方法もあります。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
掲載日: 2020-10-04
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