Windows 10にONKYO DAC-1000 のUSBドライバーをインストールする
ONKYO DAC-1000をWindows 10で利用します。
Windows 10 Creators Update (Version 1703) 以降
DAC-1000と本体をUSBケーブルで接続すると、自動的にUSB HS Audio Device のドライバーがインストールされ利用可能状態になります。
Windows 10 Creators Update (Version 1703) 以前
注意
ONKYOから正式なWindows 10対応ドライバがリリースされるまでの暫定対応です。(サポート対象外です)
インストール手順
ONKYOのウェブサイト
http://www.jp.onkyo.com/から、DAC-1000のドライバをダウンロードします。
ZIPファイルを展開します。
展開されたディレクトリ内にsetup.exeがあります。
setup.exeをそのまま起動すると、「このプラットフォームには対応しません」ダイアログが表示され、インストールが続行できません。
エクスプローラで、setup.exeをクリックして選択し、右クリックでポップアップメニューを表示します。メニューの[プロパティ]をクリックします。
プロパティダイアログが表示されます。上部のタブから[互換性]タブをクリックしてアクティブにします。
ダイアログ中央部の[互換モード]セクションの[互換モードでこのプログラムを実行する]チェックボックスにチェックを入れます。その下のコンボボックスは"Windows 7"を選択します。設定ができたら[OK]ボタンをクリックしてプロパティダイアログを閉じます。
再度 setup.exe を実行します。
互換モードを設定したことにより、インストーラーが起動できました。[次へ]ボタンをクリックします。
[インストール]ボタンをクリックしてインストールを開始します。
インストール中です。
インストールが完了すると下図の画面が表示されます。PCを再起動します。
インストールの確認
正常にインストールできると、デバイスマネージャーの[サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー]のノード内に"USB HS Audio Device"のデバイスが追加されます。
デバイスのアクティブ化
画面右下のタスクトレイのサウンドアイコンを右クリックします。下図のポップアップメニューが表示されます。メニューの[再生デバイス]をクリックします。
サウンドダイアログが開きます。上部のタブの[再生]タブをクリックしてアクティブにします。デバイスの一覧が表示されるので、"USB HS Audio Device"のデジタル出力が既定のデバイスになっていることを確認します。既定のデバイスになっていない場合は、"USB HS Audio Device"の項目をクリックして選択し、右クリックのポップアップメニューから[既定のデバイスとして設定]メニューを選択して既定のデバイスに設定します。
サウンドを再生して、DAC-1000経由でスピーカから出力できれば動作確認完了です。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。