Cloud Microphone Cloudlifter CL-1 のレビューです。
入手のきっかけ
SHURE SM7Bを利用しています。
UR22Cをサウンドインターフェイスで利用する場合、ゲインを最大にすれば録音できるレベルになりますが、ホワイトノイズが乗る場合があることや、ちょっとレベルが足りない印象がありました。
もう少しUR22Cのゲインを絞りつつ、SM7Bの入力レベルを上げたいと思い、いくつか検討した中で、「Cloud Microphone Cloudlifter CL-1」が良さそうでしたので、入手してみることにしました。
購入
Amazonでも購入できます。
パッケージ
パッケージは下図です。MAID IN U.S.A. のプリントが目を引きます。(アメリカ製のようです。)
ふたを開けます。
マニュアルと緩衝材を取り出すと本体が梱包されています。
内容物一式です。本体、ストラップ、説明書、ステッカーが含まれます。
外観
外観は下図です。想像していたよりかなり大きい筐体です。また重さもずっしりと重いです。
底面です。大型のゴム足と中央にゴム板がついています。設置するとしっかり滑り止めされて簡単には動かないようになっています。
大きさの比較のため、単三型の電池と並べてみます。結構大きいことがわかります。
入力側のコネクタです。
出力側のコネクタです。
XLRケーブルを接続して利用します。
接続
UR22Cと接続して利用します。マイクは
SHURE SM7Bを接続しています。
録音サンプル
UR22Cのゲインは 2時の位置で利用しています。マイクから2cmの位置で実際にしゃべった場合OVERにかかってしまうため、人の声を録音する場合はもう少し低いゲインの設定でよいかと思います。
マイクから5cm程度離れるのであれば、ピークで-3dBにかかる程度なので、このゲインでよいかと思います。10cm離れると-12dBを超えるぐらいなので利用用途においては若干ゲインが足りないかもしれません。
録音サンプルです。
ゲインを調整しているため、CL-1の有り無しの大きな違いが出ませんが、マイク距離5cmの場合で若干CL-1ありのほうが音量が大きい印象があります。
設置
不安定な場所や狭い場所に設置する場合は、底面部分の隙間にバンドを通すことで固定できます。
マジックテープのバンドを通します。
狭い場所に固定して設置できます。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2024-02-11
作成日: 2020-11-22