Apple iPhone X のレビュー (iPhone X の初期設定)

Apple iPhone X のレビューです。

購入のきっかけ

iPhone 6Sを使っており特に問題もなかったのですが、徐々にバッテリーの持ちが悪くなってきたこともあり、ホームボタンの無い新しいiPhone Xが登場したこともあり機種変更してみることにしました。モバイルSuicaを使うためだけに携帯電話(ガラスマ)の2台持ちをしていましたが、1台に集約できるのもメリットです。

購入

Apple Storeで購入しました。

梱包

下図が梱包の箱です。シンプルな段ボール箱の梱包です。


側面がテープで止められており、こちらから箱を開きます。


箱を開くと中にiPhone Xのボックスが梱包されています。

パッケージ

iPhone Xのパッケージです。外側はビニールでラッピングされています。


ビニールのラッピングを外します。


箱のふたを外します。


箱を外すと "Designed by Apple in Chlfornia" シンプルな説明書が見えます。


説明書を外すと本体が梱包されています。


本体を外すとその下に、イヤフォンと充電用の電源プラグが梱包されています。


イヤフォンの下にLightningケーブルが梱包されています。


内容物一式です。説明書、本体、イヤフォン、Lightningケーブル、電源プラグが同梱されています。シンプルです。

説明書

説明書の外観です。


箱状になっており、引き抜くと中の説明書一式を取り出せます。


説明書、SIMカードスロットを取り外すためのピン、Appleのロゴのシールが梱包されています。


説明書には基本的な操作方法が記載されています。ホームボタンがなくなったため、基本的な操作方法は説明書に記載されています。

外観

本体の外観です。シンプルできれいです。本体にはフィルムが貼られています。


フィルムを外した外観です。


背面にはAppleのロゴとiPhoneの文字もあります。


ボリュームスイッチ部分は従来は光沢のないマットな質感でしたが、iPhone Xでは光沢のある質感になっています。シルバーモデルですが、背面は白のような若干灰色のような色です。シルバーの光沢があるようには見えません。


右側のスイッチは従来のiPhoneより若干大きくなっています。


下側のLightningコネクタの部分です。こちらの形状はiPhone 6sやiPhone 7と似た形状です。イヤフォンのコネクタは無くなっています。


カメラ部分です。カメラは縦に2つのカメラが並んでいます。

iPhone 6Sとの比較

iPhone 6sとのサイズ比較です。大きさはiPhone Xのほうが少しだけ大きいです。ディスプレイが全画面になっているため、実際の大きさよりも大きく感じます。


見た目ではあまりわかりませんが、実際に端末を握ってみると、厚みが若干増している感覚があります。

電源投入と初期設定

電源を入れます。右側のボタンを長押しすると電源が入ります。Appleのロゴが表示されます。


Helloのメッセージが表示されます。言語設定されていないため、各国語のHelloのメッセージが順番に表示されます。画面の下側の黒い横棒が表示されている部分を上に向かってスワイプします。


画面が切り替わります。SIMカードをまだ取り付けていないため、"No SIM Cardinstalled"のメッセージが表示されます。[OK]をタップして続行します。


使用する言語を選択します。今回は[日本語]をタップして選択します。


国または地域の選択画面が表示されます。[日本]をタップして選択します。


言語の設定が始まります。


言語設定が完了すると画面が切り替わります。再度"SIMカードが挿入されていません"のメッセージが表示されます。[OK]をタップして続行します。


クイックスタートの画面が表示されます。画面下部の[手動で設定]をタップします。


キーボードの設定画面が表示されます。使用するキーボードを選択します。絵文字はほとんど使わないため、今回は"日本語ローマ字"、"English (japan)" のキーボードのみを利用することにします。設定ができたら画面右上の[次へ]をタップします。


Wi-Fiネットワークを選択画面が表示されます。接続するアクセスポイントをタップして選択します。タップ後パスワードの入力画面が表示されますのでWi-Fi接続のパスワードを入力します。


Wi-Fiネットワークの選択画面に戻ります。W-Fiに接続できるとアクセスポイントの左側に青色のチェックマークが表示されます。接続が確認できたら右上の[次へ]をタップします。


iPhoneのアクティベーションが始まります。


「SIMが必要です」のメッセージが表示されます。SIMカードを取り付けないと、ここから先には進めないようです。

SIMカードの取り付け

SIMカードを挿入します。本体の右側のSIMカードのトレイの穴にピンを差し込みます。トレイが出ますのでトレイを取り出します。


トレイにSIMカードを取り付け、トレイを本体に戻します。



SIMカードを取り付けるとiPhoneのアクティベーション処理が進みます。


続いてFace IDの設定画面が表示されます。[続ける]をタップしてFace IDを設定します。


説明に従って顔をカメラの枠内に入れます。


説明に従って顔を回してスキャンします。スキャンが完了すると下図の画面になります。[続ける]をタップします。


再度メッセージが表示されますので2度目のスキャンをします。


スキャンが完了すると"Face IDが設定されました。"のメッセージが表示されます。[続ける]ボタンをタップします。


パスコードを作成の画面が表示されます。設定したいパスコードを入力します。入力後に再入力画面が表示されますので、もう一度、設定したいパスコードを入力します。


Appとデータ画面が表示されます。設定するiPhoneのメニューをタップします。今回は"新しいiPhoneとして設定"を選択します。


Apple IDの入力画面が表示されます。Apple IDを入力します。こちらは以前利用していたiPhoneのApple IDを入力します。


利用規約画面が表示されます。画面の右下の[同意する]をタップします。


Apple IDの設定が実行されます。


エクスプレス設定の画面が表示されます。今回は[設定をカスタマイズする]をタップします。


Apple Payの設定画面が表示されます。今回はモバイルSuicaを導入数るので、後でApple Payを設定します。[Walletであとで設定]をタップします。


iCloudキーチェーンの設定画面が表示されます。iCloudキーチェーンは利用しないので、[パスワードを復元しない]をタップします。確認ダイアログが表示されますので、[続ける]をタップして進みます。


Siriの設定画面が表示されます。[続ける]ボタンをタップしてSiriの設定をします。


画面に指示に従って "Hey Siri"と何度かしゃべります。設定が完了すると下図の ["Hey Siri"の準備ができました]の画面が表示されます。


App解析の設定画面が表示されます。クラッシュデータをAppデベロッパと共有するかを設定します。


[ホームに移動]画面が表示されます。ホームボタンがなくなったため、ホーム画面への戻り方の操作手順が説明されます。下から上に向かってスワイプするとホームに戻れます。[続ける]ボタンをタップします。


[最近使用したAppを切り替える]の画面が表示されます。こちらも従来はホームボタンのダブルクリックでしたが、ホームボタンがなくなったため、操作手順が説明されます。下から上にスワイプしてそのまま指を画面に置いたまま止めるとアプリの切り替え画面に変わります。[続ける]ボタンをタップします。


「ようこそiPhoneへ」の画面が表示されます。画面の下部の横棒部分から上に向かってスワイプします。


スワイプするとホーム画面が表示されます。


以上で設定は完了です。

使用感

ディスプレイ

iPhone Xから液晶ディスプレイではなく有機ELディスプレイ(OLED)に変わっています。発光原理が違うこともあり、黒い色は締まって見えメリハリがあります。一般的に有機ELディスプレイでは彩度が高めの印象がありますが、iPhone Xのディスプレイはかなり彩度が抑えられている印象です。
明るさを暗めに設定すると、ディスプレイのベゼルに近い部分が若干赤み、紫みを帯びて見えます。

上部の切り欠き

ディスプレイの上部の切り欠き部分が気になるという指摘もありますが、実際に使用している限りでは切り欠け部分が気になることはほとんどありません。どちらかと言えばバッテリーの残量表示で%の数値表示をしていた場合、iPhoneXでは数値の%表示はされないため、そちらのほうが気になるかと思われます。

動作速度

iPhone 6sからの乗り換えですが、動作速度は向上しており、全体的にきびきび動作する使用感です。ただし、2週間も使っていると慣れてしまうため、動作速度が速いという感覚を持ち続けられるわけではありません。

ホールド感

ガラス製に変わったことでiPhone 6,7のアルミ製の筐体より滑りにくいということでしたが、それほど劇的に滑りにくいという印象ではありませんでした。若干の滑りにくさはあるかとは思いますが、乾燥している環境ではそれほど違いは無いかと思われます。

著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2019-09-24
作成日: 2017-11-17
iPentec all rights reserverd.