XMLのパーシング - Delphi

※補足 : TXMLDocumentは Delphi8 GeneralUpdate2 を適用すると使えるようになります。 TXMLDocumentもなくなってしまったため、XMLに関するプログラムも移植が必要です。今回は、.NET Framework のXMLパーサーである XMLDocument (Tがないことに注意) を使ってXMLのパージングを行います。 Uses節に System.XML を追加します

こんな感じにデザインします。VCL Forms で作ります

白いのはTreeViewです、ダイアログはOpenDialogです コードを書きます DocumentElement をDelphi7では IXMLNodeに取得し格納しましたが、.NETでは XMLElementに取得して格納します。 子ノード一覧はIXMLNodeListではなく ChildNodes という型になっています。なんとなく、TTreeViewと似たような名前になっています。子ノードは、XMLNode という型で保持します。

  • IXMLNode ⇒ XMLNode
  • IXMLNodeLIst ⇒ ChildNodes
  • DocumentElement (IXMLNode) ⇒ XMLElement
となるようです。

実行します、ボタンを押してXMLを読み込ませると、下のようになります。


読み込んだXMLは、これです

TXMLDocumentと構成が似ているので移植は(結構大変だとは思いますが) 何とかできる範囲なのではないかと思いました。

著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
最終更新日: 2018-02-01
作成日: 2004-01-29
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