Vista ダイアログ - Delphi 2007

Windows Vistaで新しくなったダイアログを使ってみます。まず、VCLフォームアプリケーションを新規作成し、FileOpenDialogとButtonを配置します。FileOpenDialogのプロパティを下図の通りに設定し、ButtonのClickイベントにFileOpenDialogのExecuteメソッドを呼び出すコードを記述します。

アプリケーションを実行し、ボタンをクリックします。下図のダイアログが表示されます。FileOpenDialogではOKボタンのキャプションを変更したり、ファイル名の左側の見出しを変更したりできます。

続いてTaskDialogを試してみます。先ほどと同様にTaskDialogとButtonをフォーム上に配置します。その後ButtonのClickイベントにTaskDialogのExecuteメソッドを呼び出すコードを記述します。

続いてTaskDialogのプロパティをセットします。下図の通りにセットしました。

アプリケーションを実行し、ボタンをクリックすると下図のダイアログが表示されます。

「展開されます」の左にある下向きの矢印をクリックすると、下図のように追加情報が表示されます。

さらにいろいろプロパティをいじって下図の状態にしてみました。

実行すると下図のダイアログが表示されます。

いろいろな用途にカスタマイズ可能なTaskDialogを試してみました。

著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
最終更新日: 2014-04-02
作成日: 2007-01-01
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