AeroGlass関連のプロパティが追加されたので使ってみます。
IDEを起動し、ファイル>新規作成>VCLフォームアプリケーション メニューをクリックします。
新しいアプリケーションが作成されます。
フォームを選択し右下のオブジェクトインスペクタのGlassFrameプロパティを選択し子要素を表示させます。子要素のEnabledプロパティとSheetOfGlassプロパティをTrueにします。
プロパティをセットすると、フォーム領域全体に斜線がかかります。
フォーム上にボタンやエディットボックスを適当に配置し、実行してみます。
実行すると上図のような、すけすけフォームが表示されます。
続いてGlassFrameプロパティの子要素のうち SheetOfGlassプロパティをFalseにし、Bottomプロパティを80に設定します。(プロパティの設定内容は下図参照)
フォームの下部領域にに斜線が引かれることが確認できます。この状態でアプリケーションを起動すると下図のフォームが表示されます。フォームの下側80ピクセルがすけすけになります。
Rightプロパティも設定し実行すると下図のフォームが表示されます。
すけすけフォームが簡単に作れるようになりました。
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
最終更新日: 2014-04-02
作成日: 2007-01-01