まず、呼び出される Win32 DLLから作成します。DLLウィザードを選択します。
ユニットをひとつ追加します。
DLLのプロジェクトソースにコードを書きます。書き足すのはexports の部分です。
次に、追加したUnit側にコードを書きます。足し算をする関数を作ってみました。呼び出し規約をstdcallにするのを忘れずに。
いったん保存するなどして、次に新規プロジェクトをこのプロジェクトグループに追加します。
Delphi for .NET のVCLフォームアプリケーションを追加します。(WinFormアプリケーションでもかまわないと思います。)
フォームにボタンと、Editをおきました。
コードを記述します。まずuses に system.Runtime.InteropServices を追加します。次にDLLImport属性をつけて、関数をインポートするコードを書きます。最後に、ボタンのイベントハンドラでインポートした関数をコールする部分を書きます。
このプロジェクトをDLLを保存したプロジェクトと同じディレクトリ位置に保存します。その後、アプリケーションを実行します。
ボタンを押します、結果が正しく受け取れていることが確認できました。 とんでもない値が帰ってくる場合や、エラーが出る場合は、同じ位置に両方のプロジェクトが保存されているか、呼び出し規約が正しいか確認してください。