コンポーネント一覧 - Delphi 2005

コンポーネントの一覧を見てみます。 VCL .NET アプリケーションの場合は次のようになります。 Winform アプリケーションの場合は次のようになります。

Component One をインストールしていないので、デフォルト状態では「おや?」と思うほどコンポーネントは少なめです。

VCL Win32 と VCL .NET を比較すると。まず、TChart TDBChartはWin32にしかありません。また、TOleContainer TDdeClientConv TDdeClientItem TDdeServerConv TDdeServerItem といったDDE関係もWin32だけになっています。

Win3.1コンポーネントでは TDBLookupList TDBLookupCombo が win32のみとなっています。DataAccess では TListConnector というコンポーネントや TNestedTableがVCL.NETのみにあります。また、WebService Servers COM+ カテゴリのコンポーネントはWin32のみあります。dbGoカテゴリのコンポーネントは1対1ですべてのコンポーネントがWin32 VCL.NET にあります。

Internet カテゴリのコンポーネントはVCL.NET側にはほとんど無くTXMLDocumentしかありません。WebBrowser コンポーネントはVCL.NETにはありません。InterBase関係のコンポーネントでは、TIBEvents TIBFilterDialog がWin32のみのコンポーネントとなっています。最後にSampleコンポーネントですが、あるものと無いものがそれぞれ違い、下の図のようになっています。左側がWin32で右側がVCL.NETのものです。


Delphi 2005 ではDelphi 8 と同様に、右側にツールパレットが来る構成なっており、Delphi7のような画面上部にコンポーネントが並んでいません。Delphi 7 などではコンポーネントのカテゴリが増えると上部のタブをスクロールさせるためのスピンボタンが表示され、その小さいボタンをクリックしてタブをスクロールさせていました、そのため、右端のタブと左端のタブを行ったり来たりする場合はなかなか大変でした。今回からホイールのスクロールだけでコンポーネント一覧をスクロールできますので、目的のコンポーネントにたどり着くのがある程度は楽になったと感じました。また、ツールパレットにフォーカスがある状態でキー入力をすると、フィルタリングがかかり、該当するコンポーネントのみ表示されます。 下の図の例では tra と入力したときの状態です。






著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
最終更新日: 2018-02-01
作成日: 2005-01-01
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