Delphiで配列の宣言、代入、参照の書式とコードを紹介します。
書式
宣言
配列の宣言はvar節で以下の書式を利用します。
配列変数名: array[開始配列番号..終了配列番号] of 型名;
補足:初期化時の値の代入
ローカル変数でない場合に限り、配列宣言時に値を代入することもできます。詳細は
こちらの記事を参照してください。
代入
配列の代入は大かっこ"[", "]" で添え字を囲み指定します。代入は := 演算子を利用し、左辺に代入される配列の要素を記述し、右辺に代入する値を記述します。
配列変数名[配列番号] := 代入する値
参照
配列の参照は、大かっこ"[", "]" で添え字を囲み指定します。
配列変数名[配列番号]
記述例
宣言
下記コードは整数型で長さ5の配列を宣言しています。
data:array[0..4] of integer;
配列dataの0番目の要素に10を代入します。
data[0] := 10;
プログラム例
コード
procedure TForm1.Button1Click(Sender: TObject);
var
i:integer;
data:array[0..4] of integer;
begin
data[0]:=5;
data[1]:=7;
data[2]:=1;
data[3]:=2;
data[4]:=9;
for i:=0 to Length(data)-1 do begin
Memo1.Text := Memo1.Text + IntToStr(data[i])+Chr($0D)+Chr($0A);
end;
end;
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
最終更新日: 2017-12-29
作成日: 2010-12-28