Delphi 11.3 Community Edition のインストール
Delphi 11.3 Community Edition をインストールします。
概要
Delphiバージョン11のCommunity Editionがようやく登場しました。Professional版とほぼ同等の機能が無料で利用できるエディションです。
この記事では、Delphi 11.3 Community Editionをインストールする手順を紹介します。
Delphi Community Edition のダウンロード
EmbarcaderoのWebサイトにアクセスし、
Delphi Community Editionのページ(
https://www.embarcadero.com/jp/products/delphi/starter)にアクセスします。
下図のページが表示されます。
[Community Editionを無料ダウンロード]のボタンをクリックします。
下図の[企業ユーザーですか?]のダイアログが表示されます。今回、個人としてインストールしますので[いいえ]ボタンをクリックします。
利用者の情報を入力するページが表示されます。
今回は、すでにエンバカデロのアカウントがあるため、ページの下部の[エンバカデロ製品のユーザーである場合にはこちらからログインしてください]のリンクをクリックします。
エンバカデロアカウントのログイン画面が表示されますので、メールアドレスのIDとパスワードを入力して[今すぐダウンロード]ボタンをクリックします。
Delphi Community Editionのインストーラーのダウンロードが始まります。
インストーラーがダウンロードできました。
Delphi 11.3 Community Edition のインストール
ダウンロードしたインストーラーを実行します。インストーラーが起動し下図の[セットアップに使用する言語の選択]ダイアログが表示されます。
今回はデフォルトの[日本語]を選択します。ダイアログの[OK]ボタンをクリックします。
下図の画面が表示されます。[RAD Studio 使用許諾契約およびプライバシーポリシーに同意する]のチェックボックスをクリックしてチェックします。
チェック後[次へ]ボタンをクリックします。
ライセンスに関する設定画面が表示されます。今回は[製品の Serial Number をすでに入手している]のラジオボタンをクリックしてチェックします。
チェック後[インストール]ボタンをクリックします。
インストールが始まります。
インストール中に下図の[Embacadero 製品登録]ダイアログが表示されます。テキストボックスにSerial Numberを入力します。
なお、シリアルナンバーはダウンロード時にログインした、EmbacaderoのアカウントのIDのメールアドレスに送られてきます。
インストールが始まります。
インストールが進むと下図の[プラットフォーム選択]の画面が表示されます。
今回は、Windowsアプリの開発のみを導入しますので、[Delphi Windows Community]の項目のチェックボックスをクリックしてチェックをつけます。
チェック後[続行]ボタンをクリックします。
[追加オプション]の画面が表示されます。
言語の追加は[日本語言語パック]にチェックがついていることを確認します。
今回、オプションは [Fonts] [Samples] [Help] [DUnit Unit Testing Frameworks]をインストールします。
設定ができたらウィンドウ右下の[インストール]ボタンをクリックします。
インストールが始まります。
インストール途中で下図の[Windows Software Development Kit]のインストーラーが起動し、下図のウィンドウが表示されます。
[Install the Windows Software Development Kit - Windows 10.0.xxxx.xxx to this computer]のラジオボタンにチェックがついていることを確認します。
インストール先はデフォルトの
C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\
のままとします。ウィンドウ下部の[Next]ボタンをクリックします。
[Windows Kits Privacy]の画面が表示されます。今回はデフォルトの設定のままとします。[Next]ボタンをクリックします。
[License Agreement]画面が表示されます。ウィンドウ右下の[Accept]ボタンをクリックします。
[Select the features you want to install]画面が表示されます。こちらもデフォルトの設定のままとします。
ウィンドウ下部の[Install]ボタンをクリックしてインストールを開始します。
インストールが始まります。
インストールが完了すると下図の画面が表示されます。[Close]ボタンをクリックしてインストーラーを終了します。
Delphiのインストールに戻り、インストールが完了します。下図の画面が表示されます。
[作業開始]ボタンをクリックします。
スプラッシュウィンドウが表示されます。
Delphiの開発環境が起動できました。
初回起動時の設定
初回起動時には下図のダイアログが表示されます。IDEのカラーを設定できます。今回は[ライト]を選択します。
フォントはデフォルトの"Consolas"の10ポイントを選択します。
ソースコントロールの設定や一般設定のパーソナライズはデフォルトの設定のままとします。
ダイアログの[始めましょう!]ボタンをクリックします。
Delphiのメインウィンドウが表示されます。
インストールの確認
スタートメニューを開き、プログラムの一覧を表示します。[E]の項目に "Embacadero RAD Studio 11" のフォルダが作成されています。
"Embacadero RAD Studio 11" のフォルダ内に、Delphi 11のショートカットが配置されています。
ライトカラーの場合は、下図の配色となります。
マウンテンミストの場合は、下図の配色となります。
ダークカラーの場合は、下図の配色となります。
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用