Windows Formアプリケーションでテキストボックスに入力された文字列を取得する
C#のWindows Formアプリケーションでテキストボックスに入力された文字列(値)を取得するコードを紹介します。
概要
テキストボックスの文字列を取得するには、テキストボックスコントロールのTextプロパティの値を参照します。
プログラム例
UI
下図のUIを作成します。TextBox, Button, Label を一つずつ配置します。
コード
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.ComponentModel;
using System.Data;
using System.Drawing;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Windows.Forms;
namespace TextBoxDemo
{
public partial class FormGetValue : Form
{
public FormGetValue()
{
InitializeComponent();
}
private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
string textValue = textBox1.Text;
label1.Text = textValue;
}
}
}
解説
TextBoxコントロールのTextプロパティでテキストボックスに入力されている文字列を取得できます。上記の場合、テキストボックスコントロールの名称は"textBox1"なので、textBox1.Text でテキストボックスコントロールの入力内容を取得できます。値はstring型になります。
取得した値はtextValue変数に格納します。labelコントロールのTextプロパティにtextValueの値を代入し、textValueに格納された値を画面に表示します。
正しく動作した場合、textBox1に文字列を入力し、[button1]をクリックすると、label1にテキストボックスに入力した文字列が表示されます。
実行結果
プログラムを実行します。下図のウィンドウが表示されます。
テキストボックスに文字を入力します。入力後[button1]をクリックします。
Labelにテキストボックスに入力した文字列が表示されました。テキストボックスの入力内容を取得できていることが確認できます。
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用