Format関数を用いて 整数値を表示する
Formatメソッドを用いて整数値を表示するコードを紹介します。
概要
Formatメソッドで整数を表示する場合は、標準の数値書式指定文字列の"d","D"を用います。
書式
サンプルプログラム
UI
下図のUIを作成します。Button,TextBox を1つづつ配置します。
コード
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.ComponentModel;
using System.Data;
using System.Drawing;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
using System.Windows.Forms;
namespace NumericFormatDemo
{
public partial class FormDecimal : Form
{
public FormDecimal()
{
InitializeComponent();
}
private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
int value = 2260;
textBox1.Text += string.Format("数値は {0:d} です。", value);
}
}
}
解説
Formatメソッドの第一引数には "数値は {0:d} です。" を与えています。{0:d} の部分に第二引数の変数の値が入ります。上記のコードでは、変数値は2260ですので、"数値は 2260 です。" がテキストボックスに表示されます。
実行結果
プロジェクトを実行します。下図のウィンドウが表示されます。
[数値表示]のボタンをクリックします。整数値を含む整形されたテキストがテキストボックスに表示されます。
補足
数値を3桁ごとにカンマ区切りで表示したい場合は「
Format関数を用いて 数値を3桁ごとにカンマ区切りした文字列として表示する」の記事を参照してください。
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用