WinUI 3 アプリケーションを作成する (ブランクアプリケーションの作成) - WinUI

WinUI 3のアプリケーションを作成する手順を紹介します。

事前準備

Visual Studio 2019 をインストールし、Project Reunion Visual Studio 拡張パッケージをインストールします。 インストールの手順はこちらの記事を参照してください。

アプリケーション作成手順

ソリューションにプロジェクトを作成します。プロジェクト作成ダイアログを表示し、フィルタで[WinUI]を設定すると、WinUI 3のアプリケーションテンプレートが表示されます。


WinUI 3のアプリケーションを作成しますので[Blank App, Packaged (WinUI 3 in Desktop)]の項目をクリックして選択します。 [次へ]ボタンをクリックします。


プロジェクト名を設定します。入力ができたら[作成]ボタンをクリックします。


下図の[新しいユニバーサル Windows プラットフォーム プロジェクト]のダイアログが表示されます。
[ターゲット バージョン]と[最小バージョン]を設定します。今回はデフォルトのままとします。[OK]ボタンをクリックします。


プロジェクトの作成処理が始まります。


プロジェクトが作成されると下図の画面となります。


[ソリューション エクスプローラー]のウィンドウにアプリケーションのプロジェクトと、パッケージのプロジェクトの2つのプロジェクトのノードが作成されます。

アプリケーションの実行

Visual Studioでプロジェクトを実行します。ビルドは完了しますが、デフォルトの状態では下図のダイアログが表示されます。
[いいえ]ボタンをクリックして実行を停止します。
メッセージ
配置エラーが発生しました。続行しますか?


配置エラーのアプリケーションが表示されると、下図の[開発者向け]設定画面が表示されます。
[開発者用モード]セクションの[圧縮されていないファイルも含め、任意のソースからのアプリをインストールします。]のスイッチをクリックしてオンにします。


スイッチをオンにすると下図の確認ダイアログが表示されます。[はい]ボタンをクリックして、開発者モードにします。


スイッチがオンになりました。


再度Visual Studioでプロジェクトを実行します。ビルドが実行され、アプリケーションが起動します。下図のウィンドウが表示されます。


ウィンドウ中央の[Click Me]ボタンをクリックします。クリックすると[Clicked]にボタンのキャプションが変わります。


パッケージ形式のアプリケーションのため、プロジェクトを実行するとスタートメニューにアプリケーションのショートカットが追加されます。

著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
最終更新日: 2022-08-09
作成日: 2021-04-04
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