コンソールアプリケーションで文字列を出力するコードと実行結果 - 標準出力に文字列を出力する

コンソールアプリケーションで文字列を出力するコードと実行結果を紹介します。

概要

コンソールアプリケーションでコマンドプロンプトウィンドウに文字列を出力するには、アプリケーションから標準出力に文字列を出力すると画面に表示できます。

方法1 : printf() 関数を利用する

printf() 関数を利用すると標準出力で文字列を出力できます。

書式

printf([出力するメッセージ])

プログラム例

コンソールアプリケーションを作成し、下記のコードを記述します。
#include <iostream>

int main()
{
  printf("Hello C++ World!\r\n");

  char buf[16];
  fgets(buf, 16, stdin);

  return 0;
}

解説

下記のコードで"Hello C++ World!" のメッセージを画面に表示します。文字列の末尾の"\r\n"は改行コードになります。
  printf("Hello C++ World!\r\n");

下記コードはデバッグ時にアプリケーションが終了しないよう、入力待ちにするコードです。
  char buf[16];
  fgets(buf, 16, stdin);

実行結果

上記のプログラムを実行します。コマンドプロンプトウィンドウが表示され下図の画面が表示されます。"Hello C++ World!"のメッセージが画面に出力されていることが確認できます。

方法2 : ストリーム std::cout を利用する

std::coutを利用すると標準出力で文字列を出力できます。

書式

std::cout << [出力するメッセージ]

プログラム例

コンソールアプリケーションを作成し、下記のコードを記述します。
#include "stdafx.h"
#include <iostream>

int main()
{
  std::cout << "Hello C++ Stream World!" << std::endl;
	
  char buf[16];
  std::cin >> buf;
	
  return 0;
}

解説

下記のコードで"Hello C++ Stream World!" のメッセージを画面に表示します。std::endl が改行コードの出力になります。
  std::cout << "Hello C++ Stream World!" << std::endl;

下記コードはデバッグ時にアプリケーションが終了しないよう、入力待ちにするコードです。
  char buf[16];
  std::cin >> buf;

実行結果

上記のプログラムを実行します。コマンドプロンプトウィンドウが表示され下図の画面が表示されます。"Hello C++ Stream World!" のメッセージが画面に出力されていることが確認できます。

著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
掲載日: 2018-03-07
iPentec all rights reserverd.