ASP.NET Core で301リダイレクトするコードを紹介します。

概要

ASP.NET Coreでリダイレクトする場合は、レスポンスのHttpResponse オブジェクトの、Redirect メソッドを呼び出します。
なお、301リダイレクトする場合は、Redirect メソッドの第二引数にtrueを指定します。

書式

302リダイレクト

301リダイレクト

プログラム例

ASP.NET Coreアプリケーションを作成します。

コード

下記コードを記述します。

var builder = WebApplication.CreateBuilder(args);
var app = builder.Build();

app.MapGet("/", () => "Hello World!");
app.MapGet("/redirect", async context =>
{
  context.Response.Redirect("http://www.ipentec.com", true);
  await context.Response.CompleteAsync();
});

app.Run();

解説

MapGetメソッドを利用して、/redirect URLを実装します。
RequestDelegate内で、Response.Redirect() メソッドを呼び出し、リダイレクトします。第二引数にtrueを指定することで301リダイレクトになります。

app.MapGet("/redirect", async context =>
{
  context.Response.Redirect("http://www.ipentec.com", true);
  await context.Response.CompleteAsync();
});

実行結果

プロジェクトを実行します。Webブラウザが開きます。今回レスポンスされたデータを確認しますので、DevToolを表示します。
表示後、(アプリケーションルート)/redirect のURLにアクセスします。


リダイレクト処理が実行され、指定したURLにリダイレクトします。レスポンスデータを確認すると、最初に redirect の処理があることが確認できます。


リダイレクトの項目のヘッダを確認します。ステータスコードの値が "301" になっており、301リダイレクトされたことが確認できます。


ASP.NET Core で301リダイレクト処理を実装できました。