aspxファイルでのコードのコメント記述
ASP.NET プロジェクト等で利用する aspxファイルでのコメント記述方法を紹介します。
コメントの書式
コメントの記述方法は以下があります。
<!-- --> を用いたコメント
HTMLファイルと同様に<!-- -->を用いてコメントを記述できます。
<%-- --%> を用いたコメント
aspxファイルでは、<%-- --%>を用いたコメント(サーバー側コメント)を利用できます。
<%/* */%>; を用いたコメント
aspxファイルでは、<%/* */%>を用いたコメント(サーバー側コメント)を利用できます。
コメントの種類による動作の違い
<!-- --> のコメントと<!-- --&> のコメントでの動作の違いを確認します。
コード
以下のaspxファイルを作成します。
<%@ Page Language="C#" AutoEventWireup="true"
CodeBehind="comment.aspx.cs" Inherits="AspnetComentDemo.comment" %>
<!DOCTYPE html>
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head runat="server">
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8"/>
<title></title>
</head>
<body>
<form id="form1" runat="server">
<div>
ここからコメント<br />
<!-- これはコメントです -->
<%-- これもコメントです --%>
<%/* さらにコメントです */%>
ここまでコメント<br />
</div>
</form>
</body>
</html>
実行結果
プロジェクトを実行し、先に作成したaspxファイルをWebブラウザで開きます。下図の画面が表示されます。
Webブラウザからソースコードを表示します。<!-- --> でコメントしたコメントはソースコード内に記述されていますが、<%/* */%>, <%-- --%> でコメントを記述した部分はソースコードにも記述されていないことが確認できます。
<%/* */%>, <%-- --%> でコメントを記述した場合はサーバー側でコメントの処理がされるためクライアントにコメント部分は送信されません。
補足
ASP.NETのコントロールなどをコメントアウトする場合は</* */>, <%-- --%> を用いてサーバー側でASP.NETコントロールが動作しないようにします。
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用