NURBSカーブをデタッチする手順を紹介します。

概要

こちらの記事ではNURBSカーブを押し出してNURBSサーフェスを作成する手順を紹介しました。 押し出した直後の状態では、NURBSサーフェスを細かく編集することはできず、NURBSカーブをデタッチすることで、NURBSサーフェスのCVを変更できる状態になります。 また、作成元のNURBSカーブを別の形状に利用することもできます。
この記事では、NURBSサーフェスからNURNSカーブをでタッチする手順を紹介します。

手順

こちらの記事で作成したNURBSカーブから押し出しでNURBSサーフェスを作成します。


メインウィンドウ右側のコマンドパネルのモディファイヤスタックの枠の[NURBS サーフェス]の項目をクリックして展開します。 子要素の[カーブ]の項目をクリックして選択します。


ビューポートでNURBSサーフェスを作成元のNURBSカーブをクリックして選択します。選択されるとNURBSカーブのスプラインが赤色に変わります。


コマンドパネルの下部のエリアを下にスクロールします。[カーブ共通]ロールアウトの[でタッチ]のボタンをクリックします。


下図の[デタッチ]ダイアログが表示されます。NURBSサーフェスからでタッチされるNURBSカーブのオブジェクト名を設定します。今回はデフォルトのままとします。
[OK]ボタンをクリックします。


NURBSカーブがでタッチされます。


一度選択を解除し、再度NURBSサーフェスを選択します。モディファイヤスタックの表示項目が先ほどから変わり [NURBS サーフェス]の項目の子要素に[サーフェス CV]と[サーフェス]の2項目になります。~

[サーフェス CV]の項目を選択します。NURBS サーフェスのCVポイントが表示されます。


サーフェスのCVポイントを移動させると、NURBSサーフェスの形状を編集できます。


また、デタッチされたNURBSカーブは別オブジェクトに分かれるため、別のオブジェクトの作成に利用できます。