でこぼこな平面を作成する (凹凸のある平面の作成)
でこぼこな平面を作成する方法を紹介します。
ノイズモディファイヤを利用して作成する方法
シーンに平面プリミティブを作成します。長さと幅のセグメントを50にします。
ウィンドウ右側のコマンドパネルの[修正]タブをクリックして選択します。[モディファイヤリスト]のドロップダウンリストボックスをクリックします。
リストの[ノイズ]の項目をクリックして選択します。
モディファイヤスタックの枠に[Noise]の項目が追加されます。
[パラメータ]ロールアウトの[強度]のグループの[Z]の値を増やします。値を増やすとZ軸方向に波打ちます。
値を大きくすると波打つ高さが大きくなります。
[ノイズ]グループの[スケール]の値を小さくします。値を小さくすると波打つ幅が細かくなります。
[ノイズ]グループの[フラクタル]のチェックボックスをクリックしてチェックをつけるとさらに細かい起伏が追加されます。
ノイズモディファイヤを利用して波打つ平面を作成できました。
編集可能ポリゴンのソフト選択を利用して作成する方法
シーンに平面プリミティブを作成します。長さと幅のセグメントを32にします。
ウィンドウ右側のコマンドパネルの[修正]タブをクリックして選択します。[モディファイヤリスト]のドロップダウンリストボックスをクリックします。
リストの[ポリゴンを編集]の項目をクリックして選択します。
モディファイヤスタックの枠に[ポリゴンを編集]の項目が追加されます。
[選択]ロールアウトの[頂点]ボタンをクリックします。ボタンが押された状態になり、頂点の選択モードになります。
ビューポートでクリックして頂点を選択します。
[選択して移動]ツールで頂点をZ軸方向に移動します。選択した頂点が移動しますが、
選択した頂点のみが移動するため、滑らかな起伏を作成するのはかなり大変です。
滑らかな平面の起伏を作成するには[ソフト選択]の機能を利用します。
コマンドパネルの下部を下にスクロールし[ソフト選択]ロールアウトの[ソフト選択を使用]チェックボックスをクリックします。
[ソフト選択を使用]チェックボックスにチェックがつくとビューポートが下図の表示に変わります。赤色の部分が選択した頂点で強く選択されます。
周囲のオレンジ、黄色、緑、水色、青と変わるごとに選択の強度が弱くなっています。
[選択して移動]ツールで選択した頂点をZ軸方向に移動します。選択した頂点が移動しますが周囲のカラーがついている頂点も選択の強度に応じてZ軸方向に移動します。
別の頂点を選択して移動します。平面に凹凸がつき始めます。
[フォールオフ]の値を大きくすると選択される領域が広がります。
[フォールオフ]の値を小さくすると選択される領域が狭まります。
フォールオフの値を変化させて細かい凹凸をつけます。
凹凸のある平面を作成できました。
著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。