I-O DATA Wi-Fi USB 無線LANアダプタ WN-G300UA のレビューです。
入手のきっかけ
intelのNUC(NUC10i5FNK)を利用していますが、本体のWi-FiやLANポートが新しすぎるため、
シンクライアントOS (ThinclST, monoPackなど) では、LANアダプタもWi-FiアダプタもOSから全く認識できませんでした。
対処法として、
BuffaloのUSB有線LANアダプタ LUA4-U3-AGTEを
使用していましたが、有線LANの場合、LANケーブルとの接続や、LANのハブなども用意する必要があり、機器が増え、配線が複雑になったりコンセントを使う数が
増えてしまいます。配線や機器の数を減らすためにも、無線化したくなりました。
シンクライアント側はOSやシステム設定を全く変更できないため、接続しただけで認識できるUSBのWi-Fiアダプタを探すことにしました。
検討の結果、「I-O DATA Wi-Fi USB 無線LAN WN-G300UA」と「
TP-Link TL-WN725N」の2つを試してみることにしました。
スペック
ワイヤレス規格 | IEEE 802.11b, IEEE 802.11g, IEEE 802.11n |
周波数帯 | 2.4GHz帯 |
チップ | RealTek RTL8192CU |
USBポート | USB 2.0 / USB 1.1 |
購入
Amazonで購入できます。
パッケージ
パッケージは下図です。
本体と説明書などが梱包されています。
説明書はセットアップガイドと必ずお読みくださいの冊子、サポートソフトのCDが梱包されています。
外観
本体の外観は下図です。
USBコネクタ部分です。Type-Aのコネクタです。WPSボタンもついています。
アンテナは曲がるようになっています。
NUC (NUC10i5FNK) に取り付けた状態です。USBの上のコネクタにつければほかの機器と干渉することもなさそうです。
使用感
認識しませんでした。認識しないどころか、シンクライアントOSのマウスクリックが効かない状態になってしまいました。
補足
TP-Link TL-WN725N は認識できましたので、シンクライアント用のこなれたUSB Wi-Fiアダプタが必要な場合は、TL-WN725N を第一候補とするとよいと思います。
チップではRealTek RTL8192CU では認識せず、RealTek RTL8188EUでは認識できたことになるため、RealTek RTL8188EU より古いチップのモデルを候補とするのもよいかと思われます。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2024-01-24
作成日: 2020-10-04