Windows Server 2019 のインストールメディアからマシンをブートできない場合の対処法について紹介します。

現象

仮想マシンまたは、実際のマシンでWindows Server 2019 のメディアからブートをします。


"Press any key to book from CD or DVD......" の画面でキー入力しても反応せず、"Start PXE over IPv4" などのネットワークブートに切り替わってしまいます。


その後、UEFIのブート選択画面が表示されますが、DVDはブートローダーが失敗の旨のメッセージが表示されます。

対処法1 : 何度も繰り返す

マシンの起動を何度も繰り返し、"Press any key to book from CD or DVD......" の画面でキーを入力するとブートできることがあります。

対処法2 : セキュア ブートをOFFにする

セキュア ブートを無効にするとブートできることがあります。
仮想マシンの設定画面、または、マシンのBIOS設定画面を開きます。


セキュア ブートを無効にします。仮想マシンの場合は、設定ダイアログの左側のリストの[セキュリティ]をクリックします。下図の画面に切り替わります。


[セキュア ブート]のセクションの[セキュア ブートを有効にする]のチェックボックスをクリックしてチェックを外します。設定後[OK]ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。


マシンを起動し、、"Press any key to book from CD or DVD......" の画面でキーを入力します。


Windows Server 2019 のセットアップブート画面が表示されます。"Windows Setup [EMS Enabled]" の項目を選択し[Enter]キーを押します。


Windowsのセットアップが起動します。


Windows Server 2019 のセットアップ画面が表示できました。