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Windows のパスワードの複雑性の要件を無効にする - Windows Server

Windows のパスワードの複雑性の要件を無効にする設定手順を紹介します。

概要

Windows Serverでユーザー作成の際に、単純なパスワードを設定すると「パスワードはパスワードのポリシーの要件を満たしていません。パスワードの最短の長さ、パスワードの複雑性、およびパスワードの履歴の要件を確認してください。」のメッセージが表示され、アカウントが作成できないことがあります。(詳しくはこちらの記事を参照)
このパスワードの複雑性の制限を無効にする手順を紹介します。

手順

スタートメニューで[Windows 管理ツール]のグループ内にある [ローカルセキュリティーポリシー]のショートカットをクリックします。
ショートカットが見つからない場合は、タスクバーの検索ボックスに"ローカルセキュリティポリシー"で検索するとプログラムを探せます。


[ローカル セキュリティ ポリシー]のウィンドウが表示されます。


左側のツリービューで[アカウント ポリシー]ノード内の[パスワードのポリシー]ノードを選択します。下図の画面が表示されます。


[複雑さの要件を満たす必要があるパスワード]の項目をクリックして選択します。選択後右クリックしてポップアップメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。または、[複雑さの要件を満たす必要があるパスワード]の項目をダブルクリックします。


[複雑さの要件を満たす必要があるパスワードのプロパティ]ダイアログが表示されます。[説明]タブにはパスワードの要件に関する説明も記載されています。


複雑さの要件を満たす必要があるパスワード のダイアログの[無効]ラジオボタンにチェックをします。設定後[OK]ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じます。


ローカルセキュリティ ポリシーの画面に戻り、[複雑さの要件を満たす必要があるパスワード]が[無効]になっていることを確認します。


以上で設定は完了です。

著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
掲載日: 2017-01-24
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