PowerShellのコマンドでWindows Server のユーザーを作成する - Windows Server

PowerShellのコマンドを利用して、Windows Server のユーザーを作成する手順を紹介します。

概要

こちらの記事では、GUIを利用してWindows Server のユーザーを作成する手順を紹介しました。 GUIでの操作以外に、PowerShellコマンドを実行してユーザーを作成する方法もあります。 この記事では、PowerShellコマンドを利用してWindows Serverのユーザーを作成する手順とコマンドを紹介します。

コマンド

PowerShellで次のコマンドを実行します。
New-LocalUser -Name (作成するユーザーアカウント名)
New-LocalUserコマンドのすべてのオプションの設定についてはこちらの記事(https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/microsoft.powershell.localaccounts/new-localuser?view=powershell-5.1)を参照してください。

コマンド例

New-LocalUser -Name adelie

ダブルクオーテーションで囲む記述も利用できます。
New-LocalUser -Name "gentoo"

手順

PowerShellのコンソールを起動し、コマンドプロンプトを表示します。


今回は、サービス実行用のテストアカウントを作成する例です。
以下のコマンドを実行します。
New-LocalUser -Name MyTestService


コマンドを実行すると、[Password:] プロンプトが表示され、パスワードの入力待ちになります。 作成するアカウントのパスワードを入力して設定します。


アカウントが作成できると下図の画面が表示されます。


[コンピューターの管理]でユーザーが作成されているか確認します。コンピューターの管理を起動し、左側の ツリービューの[ローカルとユーザーグループ]ノードの[ユーザー]ノードをクリックして選択します。
下図の画面が表示されます。右側のエリアに、先ほどコマンドを実行して作成した "MyTestService" ユーザーが追加されていることが 確認できます。


PowerShellコマンドを実行してローカルユーザーを追加できました。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2022-07-04
作成日: 2022-07-04
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