PCがスリープ状態にならないようにする - Windows

PCがスリープ状態にならないようにする設定方法を紹介します。

概要

デフォルトの設定では、PCを長時間操作しないとPCがスリープ状態になります。
一般的な利用では省電力な設定で問題ありませんが、リモートデスクトップの接続先のPCではスリープ状態になってしまうと、 リモートデスクトップで接続できなくなってしまうため、電源が入った状態にしておく必要があります。
この記事では、PCがスリープ状態にならないようにする設定方法を紹介します。

設定方法:Windows 11 (22H2) の場合

[設定]画面を開きます。下図のウィンドウが表示されます。左側のメニューの[システム]の項目が選択されていない場合は、 クリックして[システム]が選択されている状態にします。右側のエリアの[電源]のタイルをクリックします。


[電源]の設定画面が表示されます。右側のエリアの[画面とスリープ]のタイルをクリックします。


タイルが展開され、[電源接続時に、次の時間が経過した後に画面の電源を切る] と [電源接続時に、次の時間が経過した後にデバイスをスリープ状態にする] の2つの項目が表示されます。


[電源接続時に、次の時間が経過した後にデバイスをスリープ状態にする]の右側のドロップダウンリストボックスをクリックします。 ドロップダウンリストの[なし]の項目をクリックして[なし]に変更します。


以上で設定は完了です。必要に応じて[電源モード]の設定を[バランス]から[最適なパフォーマンス]に変更します。

設定方法:Windows 10 の場合

[設定]画面を開きます。下図のウィンドウが表示されます。[システム]の項目をクリックします。


システムの設定画面が表示されます。左側のメニューの[電源とスリープ]の項目をクリックします。下図の画面が表示されます。


[スリープ]の項目の[次の時間が経過後、PC をスリープ状態にする(電源に接続時)]の設定時間を[なし]に設定します。

補足

[電源とスリープ]の設定画面で[電源の追加設定]リンクをクリックすると、下図のコントロールパネルの電源プランの設定ウィンドウが表示されます。 この画面で新しい電源プランを作成して設定する方法もあります。電源プランの作成方法はこちらの記事を参照してください。


コントロールパネルの電源プランの設定でスリープしないようにするためには、電源プランの[プラン設定の変更]リンクをクリックします。下図の[プラン設定の変更]画面が表示されますので、[コンピューターをスリープ状態にする]の項目を"適用しない"に設定します。


著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2023-09-03
改訂日: 2023-09-03
作成日: 2020-06-09
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