コマンドプロンプトからPowerShellスクリプトを実行する - DOSプロンプトからコマンドによるPowerShellスクリプトの実行
コマンドプロンプトからPowerShellスクリプトを実行するためのコマンドを紹介します。
スクリプトファイルを実行する場合
コマンド
powershell -File (実行するスクリプトファイル名)
スクリプトファイルのパスにスペース(" ")が含まれる場合はダブルクォーテーションで囲みます。
例
powershell -File "C:\Develop Repository\iPentecDemo\PowerShell Demo\String\StringJoin.ps1"
powershell -File StringJoin.ps1
実行結果の例
コマンドを直接実行する場合
コマンド
powershell -Command (実行するコマンド)
スクリプトファイル名に空白文字列が含まれる場合は「"」で囲みます。コマンド内で「"」を表現する場合は「""」と記述します。
powershell -Command (ファイル名) で実行できる場合と、エラーになる場合がある。
powershell -Command (ファイル名)
を利用した場合、コマンドを実行できる場合とエラーになる場合があります。
詳しくは
こちらの記事を参照してください。
例
powershell -Command "ls"
powershell -Command "Write-Output ""Penguin"""
カレントディレクトリのスクリプトを実行する場合)
下記のコマンドを実行するとエラーになります。
powershell -Command StringJoin.ps1
"-Command" オプションを利用して、カレントディレクトリのスクリプトを実行する場合は、"./" を付けて明示的にカレントディレクトリを指定します。
正常に実行できる例
powershell -Command ./StringJoin.ps1
ファイル名にスペースが入る例
ファイル名にスペースが含まれる場合は、ファイルパス全体を「'」(シングルクォート)で囲み、先頭に「&」を追加します。
powershell -Command "& './String Join.ps1'"
著者
iPentecの企画・分析担当。口が悪いのでなるべく寡黙でありたいと思っている。が、ついついしゃべってしまい、毎回墓穴を掘っている。
掲載日: 2013-09-17
改訂日: 2023-03-22