ファイルの所有者を TrustedInstaller に戻す手順 - Windows
ファイルの所有者を TrustedInstaller に戻す手順を紹介します。
概要
ファイルの所有者がTrustedInstallerの場合、ファイルの移動や編集が一般のユーザーではできないため、一時的に、TrustedInstallerから別のユーザーに所有者を変更することがあります。
この記事では、ファイルの所有者の変更後、作業の完了後にTrustedInstallerに所有者を戻す手順を紹介します。
手順
所有者を変更するファイルのプロパティダイアログを表示します。
[セキュリティ]タブをクリックします。下図の画面が表示されます。ダイアログ下部の[詳細設定]のボタンをクリックします。
下図の[セキュリティの詳細設定]ダイアログが表示されます。
ダイアログ下部の[アクセス許可の変更]ボタンをクリックします。
[セキュリティの詳細設定]が再度表示されます。上部の[所有者]の右側の[変更]のリンクをクリックします。
下図の[ユーザー または グループの選択]ダイアログが表示されます。
[選択するオブジェクト名を入力してください]のテキストボックスに
NT Service\TrustedInstaller
を入力します。
入力後右側の[名前の確認]ボタンをクリックします。
名前の確認が実行され、[TrustedInstaller]が下線付きで表示されます。[OK]ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
所有者が、TrustedInstaller に変更されました。
以上の手順で、所有者をTrustedInstallerに変更できました。
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用