Windows App SDK 1.0 をインストールする
Windows App SDK 1.0 をインストールする手順を紹介します。
概要
Windows App SDK 1.0 が公開されました。インストールして動作を確認します。
ダウンロードとインストール (Stable)
ダウンロードページ(
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/apps/windows-app-sdk/stable-channel)にアクセスします。
Version 1.0 (1.0.0) のセクションの Download のセクションからVisual Studio extensions (VSIX)のインストーラーとWindows App SDKのインストーラーをダウンロードできます。
今回はVisual Studio 2022のC#用のVisual Studio 拡張機能のインストーラーとWindows App SDKのインストーラーをダウンロードしました。
Windows App SDK Visual Studio 2022 拡張機能のインストール
ダウンロードした Visual Studio 2022の拡張機能をインストールします。
インストーラーを実行します。
下図の画面が表示されます。ダイアログの[Modify]ボタンをクリックします。
インストールが始まります。
インストールが完了すると下図の画面が表示されます。[Close]ボタンをクリックしてインストーラーを終了します。
Windows App SDK のインストール
ダウンロードしたインストーラーのZIPファイルを展開します。
展開したフォルダを開きます。
(ZIPファイルのルート)\WindowsAppSDK-Installer-x64\WindowsAppRuntimeInstall.exe
のインストーラーを実行します。
コンソールウィンドウが表示され、インストールが始まります。
インストールの確認
インストールが完了すると、Visual Studioでプロジェクトの作成画面に WinUI3 のプロジェクトのテンプレートが追加されます。
ダウンロードとインストール (Preview3)
ダウンロードページ(
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/apps/windows-app-sdk/preview-channel)にアクセスします。
Version 1.0 Preview 3 (1.0.0-preview3) のセクションの Download のセクションからVisual Studio extensions (VSIX)のインストーラーをダウンロードできます。
または(
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/apps/windows-app-sdk/downloads)のページからもダウンロードできます。
今回はVisual Studio 2022のC#で利用するため、"C# Visual Studio 2022 extension" のインストーラーと、"Installer and MSIX packages" をダウンロードします。
C# Visual Studio 2022 extension のインストール
ダウンロードしたインストーラーを実行します。今回は、Visual Studio 2022 のC#用Extensionをダウンロードしました。
インストーラーの初期化が始まります。
インストールされる項目が表示されます。"Windows App SDK C# VS2022 Templates" と "Single-project MSIX Packaging Tools for VS 2022" がインストールされます。
ダイアログ右下の [Modify] ボタンをクリックします。
インストールが始まります。
インストールが完了すると下図の画面が表示されます。[Close]ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
プロジェクトの新規作成で"WinUI"のテンプレートを確認します。まだ、パッケージ化されたアプリのテンプレートのみがインストールされる状態のようです。
Windows APP SDK Preview 3 Runtime Installer and MSIX packages
Windows APP SDKのラインタイムをインストールします。先ほどのページからダウンロードした、"Installer and MSIX packages" のZIPファイルを展開します。
解凍したファイル内の、WindowsAppSDK-Installer-x64 フォルダにある、WindowsAppRuntimeInstall.exe を実行します。
コマンドウィンドウが表示され、ランタイムのパッケージのインストールが始まります。
インストールが完了するとウィンドウは自動で消えます。
ランタイムのインストールは以上で完了です。
MSIXパッケージを利用しないWinUI3アプリケーションのビルド
こちらのページに手順の記載があります。
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/apps/winui/winui3/create-your-first-winui3-app?tabs=csharp%2Ccsharp-unpackaged#instructions-for-winui-3-unpackaged-desktop-apps
詳しいビルド手順は
こちらの記事を参照してください。
ダウンロードとインストール (Preview2)
ダウンロードページ(
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/apps/windows-app-sdk/preview-channel)にアクセスします。
Version 1.0 Preview 2 (1.0.0-preview2) のセクションの Download のセクションからインストーラーをダウンロードできます。
ダウンロードしたvsixインストーラーを実行すると、Windows App SDK用のVisual Studioの拡張機能をインストールできます。
ダウンロードとインストール (Preview1)
Windows App SDK のプレビュー版のページ(
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/apps/windows-app-sdk/preview-channel)にアクセスします。
下図のページが表示されます。ページ中ほどの[Version 1.0 Preview 1] セクションの [Donwload]ボタンをクリックします。
ページ下部にジャンプしてダウンロードボタンのセクションが表示されます。C#用とC++用のVisual Studio Extension がダウンロードできます。
また、Visual Studio 2019とVisual Studio 2022 とでExtension のインストーラーは別のものになっています。
WindowsAppSDK.Cs.Extension.Dev17.Standalone.vsix が Visual Studio 2022用のC# Extension、
WindowsAppSDK.Cs.Extension.Dev16.Standalone.vsix が Visual Studio 2019用のC# Extension、となっています。
Visual Studio 2019へのインストール
Visual Studio 2019 へExtensionをインストールします。インストーラーを実行します。
下図のインストール確認画面が表示されます。ウィンドウの[Install]ボタンをクリックします。
インストールが始まります。
インストールが完了すると下図の画面が表示されます。[Close]ボタンをクリックしてインストーラーを終了します。
Visual Studio 2022へのインストール
Visual Studio 2019 へExtensionをインストールします。インストーラーを実行します。
下図のインストール確認画面が表示されます。ウィンドウの[Install]ボタンをクリックします。
インストールが始まります。
インストールが完了すると下図の画面が表示されます。[Close]ボタンをクリックしてインストーラーを終了します。
動作確認
動作確認します。Visual Studioを起動し、プロジェクトの新規作成を実行します。
[新しいプロジェクトの作成] ダイアログが表示されます。
右側のエリアの中央のプラットフォームのコンボボックスで "Windows App SDK" でフィルタします。
"Class Library (WionUI 3 in Desktop)" と "Blank App Packaged with WAP (WinUI 3 in Desktop)" の2つが表示されます。
補足:Visual Studio 2022の場合
Visual Studio 2022でもプロジェクトテンプレートは同様のものが表示されます。
Windows App SDK 1.0 のPreview版をインストールできました。
その後の手順
Unpackaged App のコーディング方法は
こちらの記事を参照してください。
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用