GUIのNuGet パッケージマネージャーでパッケージをインストール、アンインストールする - Visual Studio

GUIのNuGet パッケージマネージャーでパッケージをインストール、アンインストールする手順を紹介します。

概要

こちらの記事では、NuGetのコマンドを実行するパッケージマネージャーコンソールでパッケージをインストールする手順を紹介しましたが、パッケージを管理する別の方法として、GUIのパッケージマネージャーも用意されています。この記事では、GUIのパッケージマネージャーでパッケージをインストールする方法を紹介します。

手順:ソリューションのNuGetパッケージ管理を利用してパッケージをインストール

Visual Studioを起動してソリューションを開きます。

[ソリューションエクスプローラー]のパネルのツリービューでルートノードのソリューションのノードをクリックして選択します。右クリックしてポップアップメニューを表示します。メニューの[ソリューションの NuGet パッケージの管理]をクリックします。

ウィンドウの中央に[NuGet - ソリューション]のパネルが表示されます。

上部のタブの[参照]をクリックして選択します。下図の画面が表示されます。インストールできるNuGetのパッケージの一覧が左側に表示されます。

上部のテキストボックスに探したいパッケージ名を入力すると、検索できます。

左側のパッケージのリストから、インストールしたいパッケージをクリックして選択します。右側のエリアに下図の画面が表示されます。

右側のエリアにプロジェクトのリストが表示されています。パッケージをインストールしたいプロジェクトの左側のチェックボックスをクリックしてチェックをつけます。チェック後[インストール]ボタンをクリックします。

なお、[バージョン]のコンボボックスをクリックすると、インストールするパッケージのバージョンを選択できます。

下図の変更のプレビューダイアログが表示されます。[OK]ボタンをクリックします。

パッケージのインストールが始まります。パッケージのインストールが完了すると、下図の画面に変わります。右側のエリアの[インストール済み]の列にインストールされたパッケージのバージョンが表示されます。

ソリューションエクスプローラーでパッケージがインストールされたプロジェクトの[依存関係]のノードを確認します。 [パッケージ]のノードが追加され、インストールされたパッケージの項目が追加されています。

以上でパッケージのインストールは完了です。

手順:ソリューションのNuGetパッケージ管理を利用してパッケージをアンインストール

ソリューションのNuGetパッケージ管理を利用してパッケージをアンインストールする手順を紹介します。

インストールと同様の手順で、[ソリューションのパッケージの管理]画面を表示します。下図の画面が表示されます。

[インストール済み]のタブを選択します。左側にソリューションのプロジェクトにインストールされているパッケージの一覧が表示されます。

左側のエリアでアンインストールしたいパッケージをクリックして選択します。選択すると右側にプロジェクトの一覧とインストールされているプロジェクトとパッケージのバージョンが表示されます。アンインストールするプロジェクトの左側のチェックボックスをクリックしてチェックをつけます。
チェック後[アンインストール]ボタンをクリックします。

下図の[変更のプレビュー]ダイアログが表示されます。[OK]ボタンをクリックして続行します。

アンインストールが成功すると、右側のエリアのアンインストールしたプロジェクトの[バージョン]と[インストール済み]の欄が空欄に変わります。

手順:プロジェクトのNuGetパッケージ管理を利用してパッケージをインストール

「ソリューションのNuGetパッケージ管理」ではなくプロジェクトのNuGetパッケージ管理を利用する方法もあります。

[ソリューションエクスプローラー]パネルでパッケージをインストールしたいプロジェクトのノードをクリックして選択します。右クリックしてポップアップメニューを表示します。メニューの[NuGet パッケージの管理]の項目をクリックします。