Microsoft.Office.Interop.Excel アセンブリの参照を追加する
Microsoft.Office.Interop.Excel アセンブリの参照を追加する手順を紹介します。
手順: .NET アプリケーションの場合
Visual Studio を起動し.NET アプリケーションのプロジェクトを作成します。
ソリューションエクスプローラの[依存関係]ノードを選択し、右クリックしポップアップメニューを表示します。
メニューの[COM 参照の追加]をクリックします。
下図の[参照マネージャー]ダイアログが表示されます。
左側のツリービューの[COM]ノードが選択されている状態であることを確認し、
中央のアセンブリの一覧リストから、"Microsoft Excel 16.0 Object Library" アセンブリを探します。
環境によってはMicrosoft.Office.Interop.Excelアセンブリに複数のバージョンが存在するケースがあります。
注意
Microsoft Officeがインストールされていない場合はCOMコンポーネントの一覧に"Microsoft Excel xx.x Object Library"や"Microsoft Office xx.x Object Library"は表示されません。
"Microsoft Excel 16.0 Object Library"の項目の左側のチェックボックスをクリックしてチェックをつけます。チェック後、ダイアログ右下の[OK]ボタンをクリックします。
ソリューションエクスプローラーのプロジェクトのノード内の[依存案計]ノード内の[COM]ノードの下に "Interop.Microsoft.Office.Interop.Excel" の参照が追加されます。
手順: .NET Framework アプリケーションの場合
Visual Studio を起動し.NET Framework アプリケーションのプロジェクトを作成します。
ソリューションエクスプローラの参照設定ノードを選択し、右クリックしポップアップメニューを表示します。
メニューの[参照の追加]をクリックします。
下図の[参照マネージャー]ダイアログが表示されます。
左側のツリービューの[COM]ノードをクリックして選択します。中央のアセンブリの一覧リストから、"Microsoft Excel 16.0 Object Library" アセンブリを探します。
環境によってはMicrosoft.Office.Interop.Excelアセンブリに複数のバージョンが存在するケースがあります。
注意
Microsoft Officeがインストールされていない場合はCOMコンポーネントの一覧に"Microsoft Excel xx.x Object Library"や"Microsoft Office xx.x Object Library"は表示されません。
"Microsoft Excel 16.0 Object Library"の項目の左側のチェックボックスをクリックしてチェックをつけます。チェック後、ダイアログ右下の[OK]ボタンをクリックします。
ソリューションエクスプローラーの[参照]ノード内に "Microsoft.Office.Interop.Excel" の参照が追加されます。
![](/document/image/visual-studio-add-reference-microsoft-office-interop-excel-assembly-08.png)
以上の手順で、Microsoft.Office.Interop.Excel アセンブリの参照が追加できました。
参考: OfficeのバージョンによるCOMコンポーネントのバージョン番号
Office 2016 以降をインストールした場合
- "Microsoft Excel 16.0 Object Library"
- "Microsoft Office 16.0 Object Library"
Office 2013をインストールした場合
- "Microsoft Excel 15.0 Object Library"
- "Microsoft Office 15.0 Object Library"
Office 2010をインストールした場合
- "Microsoft Excel 14.0 Object Library"
- "Microsoft Office 14.0 Object Library"
Office 2007をインストールした場合
- "Microsoft Excel 12.0 Object Library"
- "Microsoft Office 12.0 Object Library"
インストールしたOfficeのバージョンによりCOMコンポーネントのバージョン番号が異なります。
※13は忌避されている数字のためバージョン13はスキップされているためバージョン13のMicrosoft Officeは存在しません。
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
掲載日: 2011-01-04
改訂日: 2024-04-13