配列の宣言・初期化・代入・参照 - VBA

VBAで配列を定義し利用します。

配列の宣言

書式

配列の宣言は下記の書式を利用します。

記述例

下記のコードは整数型の配列を宣言し、長さ10 (0～9)の配列を宣言します。

  Dim array(9) As Integer

とします。

配列へのアクセス

書式

配列へのアクセスは下記の書式となります。

記述例

下記のコードは配列変数 array の4番目の要素に10を代入します。

  array(3) = 10;

プログラム例

Excelでシートにボタンを1つ配置します。

コード

ボタンクリック時のマクロのスクリプトに下記のコードを記述します。

Private Sub CommandButton1_Click()

Dim data(9) As String

data(0) = "ぺんぎんクッキー"
data(1) = "かるがもキャンディー"
data(2) = "くじらケーキ"
data(3) = "らくだキャラメル"
data(4) = "あひるショコラ"
data(5) = "しろくまアイス"
data(6) = "にわとりスフレ"
data(7) = "ふくろうカステラ"
data(8) = "きりんシャーベット"
data(9) = "となかいティラミス"

For i = 0 To 9
  Cells(i + 1, 2).Value = data(i)
Next

End Sub


End Sub

解説委

下記コードで配列を宣言します。配列は0～9までの長さ10で作成されます。

Dim data(9) As String

配列の要素に値を代入します。

data(0) = "ぺんぎんクッキー"
data(1) = "かるがもキャンディー"
data(2) = "くじらケーキ"
data(3) = "らくだキャラメル"
data(4) = "あひるショコラ"
data(5) = "しろくまアイス"
data(6) = "にわとりスフレ"
data(7) = "ふくろうカステラ"
data(8) = "きりんシャーベット"
data(9) = "となかいティラミス"

Forループで配列内容をセルに表示します。

For i = 0 To 9
  Cells(i + 1, 2).Value = data(i)
Next

実行結果

Excelシートでボタンをクリックします。セルに値が設定され下図の画面の状態になります。