ComfyUIで1回の実行で複数の画像を生成する (Batch count の設定) - Stable Diffusion
ComfyUIでBatch countを設定して、1回の実行で複数の画像を生成する手順を紹介します。
概要
Stable Diffusionでは、同じプロンプトでシードを変更しながら複数の画像を生成して、一番できの良いものやイメージに近いものを採用するケースがあります。
この記事では、ComfyUIでBatch countを設定してシードを変更しながら複数の画像を生成する手順を紹介します。
手順
ComfyUIでノードを設定します。
[Queue Prompt]ボタンをクリックして画像が生成されることを確認します。
[Queue Prompt]ボタンのあるウィンドウの[Extra options]のチェックボックスをクリックしてチェックをつけます。
チェックをつけると下図の画面に変わります。[Batch count]のテキストボックスとスライダーが表示されます。
Batch countに生成したい画像の枚数を設定します。今回は16に設定します。
KSamplerのノードの設定を確認します。"control_after_generate"の設定が、"fixed"ではないことを確認します。下図は"randomize"の設定なので問題ありません。
fixedの場合は、同じシード値で固定されてしまうため、16枚画像を生成しても、すべて同じ画像の結果になってしまいます。
[Queue Prompt]ボタンをクリックして画像を生成します。
生成画像の確認
生成された画像を確認します。[Queue Prompt]のボタンのあるウィンドウの[View History]ボタンをクリックします。
Historyが表示されます。
Historyの項目の[Load]ボタンをクリックすると、[Save Image]ノードの画像が変化します。
他の項目の[Load]ボタンをクリックすると、[Save Image]ノードの画像が変化します。
生成された画像ファイルは、ComfyUIのoutputディレクトリに保存されています。
以下のディレクトリになります。
(ComfyUIを配置したディレクトリ)\ComfyUI\output
著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。